『Art Styleシリーズ:CUBELEO(キューブリオ)』
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信元・開発 : 任天堂
配信開始日 : 2009/05/12
配信価格 : 600Wiiポイント(=600円)
ジャンル : シューティングパズル
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
使用ブロック数 : 40ブロック
●ブロックを撃ちこんで崩していく、新しい形のパズル
今作は、DSiウェアで展開されているパズルシリーズ『Art Style』というシリーズの、Wiiウェア版タイトル第一弾のタイトルです。
●簡単にルールを
Wiiリモコンを動かす…ポインタを動かす
AボタンorBボタン…キューブを撃つ
宙に、キューブのかたまりが浮いて回っています。(以下、ステージと呼びます)
それに向かってキューブを撃ちこむと、くっつきます。また、撃ちこんだ反動でステージが回る方向が変わります。
同じ色のキューブを4個以上くっつけると、そのキューブが崩れ落ちます。ステージから離れたキューブは、かたまりの中心にあるコアに向かってくっつきます。
撃ちこめるキューブの数には制限があり、そのストックが0になってしまうとゲームオーバーです。
キューブを1回崩すごとにストックが3つ増えます。最大10個までストックされます。
キューブを崩すと、崩した個数に応じてスロットが回ります。(崩したキューブの数=スロットの数)そして、スロットで同じマークが4つ並ぶと、ボーナスタイムに入ります。
ボーナスタイム中は、決められた色のキューブを好きなだけ撃ちこむことが出来ます。ストックは減りません。
まあ、こんな感じで最終的に、真ん中のコア以外の全てのキューブを崩すと、ステージクリアとなります。
◆partygameの評価◆…65点(100点満点)
締めがイマイチで、あまり気持ちよく遊べない…
このゲームは、すごく簡単に言うと『パズルボブル』が3Dになったという感じです。分かる人なら、これで大体イメージが湧くとは思います。
ルールは単純でいいんですが…個人的に疑問に思ったのが締めの部分。
キューブが少なくなってくると、すでにステージ上にない色のキューブとかがあったりするわけです。しかし、ストックには容赦なく、ステージにない色のキューブが入ってくるわけです。
しかも、キューブを後回しにするといったことはできなくて、必ずストックされた順番にキューブを撃ちこんでいかなくてはいけないので、結果的に、ステージ上にない色のキューブを、またステージに撃ちこんでやらなくてはいけないわけです。
そして、それが長いこと続いてしまってゲームオーバーになるケースが非常に多くて…とてももどかしい思いをします。
最初のうちは、多い状態から崩していくところが面白いですが、少なくなると、何か…うまくいく方法があるのかもしれませんが、私はけっこう運が必要に感じました。ストックがいい具合の色になるか、スロットでボーナスタイムが発生するかがないと、クリアできないっぽいです。
この点については、例えば『パズルボブル』でしたら、ステージ上になくなったバブルの色はストックでなるべく出ないようにしています。出たとしても、バブルを消した時にステージから離れてしまったバブルは「一緒に崩れ落ちる」ので、これを利用すれば難しくありません。
しかし、今作はステージ上になくなった色も容赦なくストックに入れられるうえに、崩した時にステージから離れてしまったキューブは「再びくっついてしまう」わけです。この2点の違いが、大きな差を生んでいるように思います。
内容自体はいいと思うだけに、締めがもどかしいのは非常に残念に感じました。
まあ、それも含めてこのゲームの仕様なのかもしれませんが、私個人としては、そこに楽しみを感じにくかったので、もう少し調整が必要だとは思いました。
例えば5個で消えるようにする等すると、
上手く行く事が多いですよ。
なるほど…。それも、2色ならまだなんとかなりそうなんですが、3色となると…。
ブロックを消して増えるストックの色にもよりますし、なかなかそこらへんは、慣れてこないと難しそうですね。