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a green hand

夏を振り返って

とても凌ぎやすいお天気に気分は晴れやか。
でも夫も私も早く起きられない。
母だけが元気!

9時近くに息子が現れた。
母の編んだアクリルたわしをもらいに来たのだ。

息子の顔を見るなり、今朝方息子の夢を見ていたことを思い出した。

息子の訪問がなければ夢を見たことさえ記憶に残らないほどで終わっていただろう。
時代は高校生、なぜか夢に出るのは息子の高校時代である。

なぜ、息子の夢を見たかを探ると、今年の夏の思い出に、孫のMちゃんの事をブログに書いて残しておきたいと思い続けていたからだと思う。

今年の夏は、東京に住む娘も「帰ったら村八分にされそうだから」と自粛。

恒例の娘の美味しい手料理が食べられる非日常を楽しみにしていたのに、コロナ禍のガッカリな夏になってしまった。

でもひとつだけうれしい事があった。
それはMちゃんが1人でお泊まりしても良いかという息子からの電話である。

同じ市内に住む息子の家族であるから村八分の心配はない。

1度も一人でお泊まりの経験がないのになぜ?とまず驚いた。
16日で8歳になり、なりたてのMちゃんが我が家にお泊りしたいというのだ。
しかも一人で。

普段、両親と共に我が家に来る時に見せる、不機嫌さとわがままぶりに困り果て
早くお家に帰りたいと母親にべったりのMを考えるとさらに驚きなのだ。

Mは、3歳近くまで1週間に3日あまりを我が家で過ごした。
殆ど私の部屋で一緒に遊び過ごしたので私抜きで夫や母と一緒にいたことは数える程しかない。

夫も母も自分の生活を変える事なく穏やかに平和に過ごした3年弱の日々。

そのような小さい頃の関係があってか、私への対応と母や夫への対応は異なり、母の部屋には「失礼します」と入ってくると先日、母が笑っていた。

夫はMが可愛くて仕方ないのに表現下手。
私とMが遊んでいる部屋に時々顔を見せては、「Mちゃんげんき?」他に何を聞くでもなく顔を見たら3分もとどまらない。
紋切り型の「Mちゃん元気かい?」である。

Mの方もようやく最近になり、母や夫に小さい声で挨拶が返せるようになったばかりである

はにかみ屋?というか内弁慶?そんな感じである。
内弁慶は私の部屋で、外味噌は母と夫の部屋である。

さてお泊まりで、その関係に変化が起きた。

遊ぶ時にMは計画を立てる。w
私の遊びたい内容とMが遊びたい内容をそれぞれ箇条書きにし、Mがそれを見て調整し最終的に二人に共通して人気のある遊びを決めていくのだ。

「それでは発表します」と私一人だけの前でグループの代表のように…………。

つづく

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