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クールで難しくておもしろい! 『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』プレイリポート

2010-06-22 11:05:09 | 日記
●これほどイカすシューターは見たことがない!

 プラチナゲームスが開発を手掛け、セガから10月に発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』。セガブースでは本作が大々的に展開されており、連日、大いに賑わっていた。鬼才・三上真司氏がディレクションする待望の新作とあって、日本でも注目されている1本。そこで、その出来栄えを確認するべく、いざ体験コーナーへ!

 まず、最初に感想を箇条書きで述べてしまうと、「これほどカッコいいシューターは見たことがない!」、「ムズい!!」、「おもしろい!!!」となる。

 「カッコイイ」に関しては、近未来を舞台にしたクールな世界設定が細部にまで浸透しており、とくに主人公の動作にエッジが効いている。代表的な仕様がブーストとActivate AR Modeで、これはシステム面の肝であるだけでなく、ビジュアル面でも本作を彩る。そのほか、敵のメカデザイン、リアルタイムで可変するウェポン、飛び交う銃弾、爆発時のエフェクトなど、どれもがしっかりとデザインされており、派手でクールな画面を構築。作り手のセンスのよさが反映されている結果だろう。

 「ムズい」は文字通りに難度が高い! の意味。敵のAIは賢く、こちらの隙を的確に突き、激しく攻撃してくる。体力が一定以下になると、時間の流れが遅くなるActivate AR Modeが発動し、ブーストの使用で緊急回避もしやすいのだが、とはいえ状況把握を間違えるとあっという間にゲームオーバー。今回のE3バージョンも、敵の攻撃が激しさを増すステージ後半はかなりのきびしさ。シューターに慣れ親しんでいるユーザーでも、歯ごたえを感じるはずだ。

 とはいえ、本作は難しいだけではない。前述したブーストやActivate AR Mode(ブーストとAimボタンの併用で発動)を効果的に使えば、自分のペースでゲームが進行。さらに敵のメカに乗り込んだり、機関銃の掃射機を活用することで戦況を一気に楽にすることもできる。格闘要素も盛り込まれ、プレイヤーによって攻略パターンが異なることになるのだが、それも本作の魅力だろう。また、たとえ倒れたとしても「あれを使えば?」、「あっちから攻めれば?」などと思える絶妙なステージ構造で、自然にリトライしたくなる。記者は「おもしろい!!!」と唸りながら4、5回ほどプレイしてしまった。



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