a happy girl in life

おちびくんとの毎日。
泣いて笑って、ねんねして(^-^)

しあわせになるために。

2009-01-21 | daily
大切な友人、Gの話をしようと思う。

 Gと知り合ったのは、2年前の年末。
 友人が誘ってくれた飲み会に来ていた一人が、彼:G。
 なんて書くと、まるで恋の出会いのようだけど 全然そんなんじゃない。
 ただ、一緒に飲んで騒げる仲間としての出会いだ。

 彼は明るくて話も面白く、出会ったその日も楽しそうにお酒を飲んでいて、
 カラオケでは私の大好きなミスチルを熱唱。
 それは今まで聞いた誰よりも桜井さんの声に似ていて惚れ惚れ。(声に、笑)
 そうかと思うとドリカムを 私と競って歌ったり、
 男友達同士でSEAMOやエグザイルを歌ったり、
 彼らとのカラオケ飲みは笑いのたえない楽しい時間だった。

 彼がバツイチだという話がちらりと出ていたようだけれど
 人生色々だし、この歳になるとバツイチさんだって多いでしょ、と
 特に気にもしていなかった。(私が気にしてどうする。。。)

 でもその後、友人がこっそりと教えてくれた、
 「Gは、奥さんを3年前に亡くしたんだ」と。

 最愛の奥さんとの結婚生活はわずか5年、
 その後半2年は、辛い闘病生活だったいう。


 奥さんは享年30歳。
 あまりにも若すぎる死。

 周りは皆、彼の悲しみを思い、かける言葉も見つからず、
 ただただ今まで見守り、こうして楽しい飲み会に誘い出して来たのだと言う。
(どうやら私は盛り上げ要員で呼ばれたらしい?)

 楽しそうに飲んで笑ってる彼に、そんな辛い過去があったなんて
 全然わからなかった。

 そんなGに 昨年は(奥さんを失ってから初めて)彼女ができた。
 彼がやっと前を向いて歩き出してくれたことに 
 周りは喜び、心から応援していた。

 けれど、その彼女とも結局うまくいかず、破局・・・。

 彼は本当に今、落ち込んでいる。
 彼女と一緒の時間を過ごしていても、どうしても心のどこかで
 前の奥さんを思い出し、比べてしまう自分がいて辛かったのだという。

 そんな彼の態度に彼女も気づき、
「二人でいても、なんだかそばにもう一人、前の奥さんがいるみたい」と
 言われたのだという。


 彼はまだ、前の奥さんを忘れられてはいない。


 いや、忘れる必要なんてないと思うけど、
 その悲しみからも、立ち直ってはいなんだ。


 私には到底わかり得ない深い悲しみ、そして辛さだろう。
 どんな言葉も薄っぺらになってしまうだろう。

 けど、Gにはこれからの人生、
 前の奥さんの分まで幸せに生きて欲しいと思っている。

 Gちゃん、
「俺には自分が生きてる意味がわからない」なんていわないで。
 無理する必要はないけれど、
 どうか腐らず、自分の人生を生きて。

 みんなみんな、応援してるから。


 彼の部屋に飾られた前の奥さんの写真は
 遺影のイメージを覆すくらい、とても明るい笑顔で、
「生きるのって楽しい!」と言っているようだった。
 本当に笑顔の素敵な、かわいい女性だった。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラテン派姐さんへ (aya)
2009-01-25 23:19:47
コメントありがとうございます!
私を含め周りの友は皆、これからもGを影からずっと、
支えていくつもりです。
彼が再び前を向いて歩き出してくれるその日まで。。。

返信する
人生いろいろ (ラテン派姐)
2009-01-24 22:44:23
福缶でおじゃました姐です。
G君、がんばって~っと伝えてください。
私も再婚組です。そして夫も再婚です。前の奥さんは亡くしてます。

寝れなくて、つらくて、生きてる意味がわからない、そんなGさんと同じ時期と通り越してきた彼です。

いろいろあるけど今は平凡でも幸せな日々だと
思います。けんかもしょっちゅうします・・・し(笑)

まだまだ人生は長いです。
Gさんにとって幸せな日が来るのを心から
祈ってます。

あっ、もちろんayaさんにとってもこれからの人生が充実してステキは毎日でありますように。
返信する