好きだから、甘々コメント

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第79回アカデミー賞

2007年02月27日 12時32分01秒 | 映画
 マーティン・スコセッシ監督が、漸くアカデミー賞を獲得しましたね。何と6度目の正直。過去5作品「レイジング・ブル」(1980)、「最後の誘惑」(1988)、「グッドフェローズ」(1990)「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2002)、「アヴィエーター」(2004)が監督賞ノミネートされています。
 
 飛行機好きの私としては「アヴィエーター」でとって欲しかったけど、今回『ディパーテッド』は、作品賞とダブル受賞ということで喜びも2倍ですね。
 
 ハリウッド版「インファーナル・アフェア」という内容なので、自分の中で必見というわけではなかったのですが、観に行きたくなりました。やっぱり、賞とりは最高の宣伝効果です。
 
 今年のアカデミー賞は混戦と言われていましたけど、ほぼ事前予測どおりの結果となり、無難な選択だったのではないでしょうか。「硫黄島からの手紙」も心情的に作品賞をとってもらいたかったのですが、公平さからいったら、やはり「ディパーテッド」なんでしょう。
 
 でも、時々「あれ?」というダークホースが賞をとるのもアカデミー賞の面白さです。子供のころから大好きだった、ジャック・レモンも「セイブ・ザ・タイガー」というマイナー作品で主演男優賞をとっていますし・・・。



≪主な各賞≫

作品賞・・・・・『ディパーテッド』
監督賞・・・・・マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」
脚本賞・・・・・マイケル・アートン「リトル・ミス・サンシャイン」
主演男優賞・・・フォレスト・ウィッテカー「ラストキング・オブ・スコットランド」
主演女優賞・・・ヘレン・ミレン「クィーン」
助演男優賞・・・アラン・アーキン「リトル・ミス・サンシャイン」
助演女優賞・・・ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
作曲賞・・・・・グスタヴォ・サンタオラヤ「バベル」
撮影賞・・・・・ギレルモ・ナヴァロ「パンズ・ラビリンス」
美術賞・・・・・『パンズ・ラビリンス』
録音賞・・・・・『ドリームガールズ』
編集賞・・・・・セルマ・スクーンメイカー「ディバーデッド」
視覚効果賞・・・『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト』
長編アニメ作品賞 ・『ハッピーフィート』
外国作品賞・・・『善き人のためのソナタ』(ドイツ)
長編ドキュメンタリー賞・・『不確実な真実』



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