終了では無く誕生

さてさて

このメンバーリレーブログもいよいよ以て最終回に近付いてまいりました。

本番前日

興行まえ最期の「普通の日」を務めさせていただくのは

はい

ワタクシ

御陵正人で御座います。


今回は脚本、演出そして出演、と

まぁ今まで通りっちゃいままで通りの役割で御座いましたが。

今までと違うのは「再演」と云う事。

確かに以前「誠～幕末維新伝～」は再演でしたが

リライトと言いますか

ほぼ別物になっておりました。


今回の「ＳＯＵＬ」は前回よりキャストは大幅に増えましたが

ストーリー自体はほぼ同じ。

寧ろ

前回小さな劇場だったので出来なかった事。

メンバーの人数、当時のスキルではやりたくてもやれなかった事。

そんな消化不良の想いを演出としてぶつけました。


劇団新感線に憧れ

「俺もこんな劇団を名古屋で作りたい！」

その想いで書いた作品。

会話の節々に散りばめられたオマージュ。

何処かで見た登場人物達。

敬愛する「中島かずき」先生へのラブレターとも取れるこの作品。


まだまだやりたい事、やり残した事はあるけれど

今出来る事、精一杯の事はやった。詰め込んだ。


それを皆様の前でお披露目できる嬉しさと

どうなんだろう？という不安が入り混じった

とても複雑な気持ちでいっぱいです。


初千種文公演だった劇団新感線の名作「野獣郎見参！」から約一年と二カ月。

再び訪れたこの千種文で上演する

ＯＵＴＳＩＤＥＲ初の文化小劇場用オリジナル戯曲。


さぁ

いよいよ開幕の拍子木が鳴り響きます。


細工は流流仕上げを御覧じろ！！！