久しぶりに30度を越えた12日夜に射水市のAさんのお宅で勉強会が開かれました。
射水市の親鸞学徒や学生さん5人、黒部からの人もあり、Aさんのお宅は明るい
笑顔で満ちていました。
Sさんからアイスクリームの差し入れがあり、皆の歓声。
高森顕徹先生の『歎異抄をひらく』から「葬式・年忌法要は死者のためにならな
いって?それホント?」を読ませて頂き勉強しました。
『歎異抄をひらく』には、以下のように教えられています。
「親鸞閉眼せば賀茂河にいれて魚に与うべし」と云々。これすなわち、この
肉身を軽んじて、仏法の信心を本とすべき由をあらわしまします故なり。これを
もって思うに、いよいよ喪葬を一大事とすべきにあらず。もっとも停止すべし。
(覚如上人・改邪抄)
「私が死ねば、屍を賀茂河に捨てて、魚に食べさせよ」と、しばしば親鸞聖人
がおっしゃたのは、なぜか。それはセミの抜け殻のような肉体の後始末よりも、
永遠の魂の解決(信心決定)こそが、最も急がなければならないことを教導された
ものである。
されば葬式などを大事とすべきではあるまい。やめるべきであろう。
では、葬儀や法要・墓参は全く無意味なのかといえば、仏法聞いた人には
仏恩報謝・法味愛楽、仏法知らぬ人には仏縁ともなろう。とも書いておられます。
葬儀に参列したり、墓前にぬかづく時、人生を見つめる得難い機会になりますね。
「オレも一度は死なねばならぬ。酔生夢死ではなかろうか」
我が身にも必ず来る厳粛な事実を見せつけられます。
自己の後生の一大事を見つめ、一層の聞法精進を誓う機縁にしたいと思います。
若い学生さんの輪読がすばらしかったです。
勉強会の後は、スイカをご馳走になりました。
美味しかったです!
初めての勉強会があったのですね。。
黒部からも参詣された方があったとは。。
今後ますます、
いろいろなところから
ご縁を求めて来られそうな予感がします。。
来月も、ぜひ、参加させて下さい。