中国・桂林発!日本人 区俊(OuJun)のアレコレ

中国での日常と政治・経済・アジア(中国)について、感じるままに綴っています。

どうなる検察?

2012-06-05 02:46:16 | 政治
みなさん、こんばんは
中国桂林在住の区俊です

昨日(4日)、野田改造内閣が発足されました。
小川前法相が注目すべき発言をしておりますが、早々にお蔵入りされる記事になると予測されますので、ブログに残しておくことにします。

小川前法相:指揮権発動を首相に相談 「虚偽」捜査報告で

毎日新聞 2012年06月04日 14時45分(最終更新 06月04日 20時05分)

小川敏夫前法相は4日午後、法務省内での退任記者会見で、小沢一郎・民主党元代表の陸山会事件に絡んで東京地検特捜部(当時)の田代政弘検事が「虚偽」の捜査報告書を作成したとされる問題について「指揮権の発動を決意したが、総理の了承を得られなかった」と発言した。
法相が指揮権を発動しようとしたことを明らかにするのは極めて異例。
 会見で小川氏は、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件にも触れ「検察への信頼が損なわれている時に、検察が適当な形で幕引きをしてしまうことがあれば、信頼は回復されない」と発言。
先月初旬、検察当局が田代検事らを不起訴とする方針と報じられた後、官邸を訪れて野田佳彦首相に指揮権の発動を相談したことを明かした。
 また、「50年(余)前に国民に不評を買う指揮権が(造船疑獄で)発動されて以降は抑制的だったと思うが、検察が内部の事件で消極的なら、積極ならしめるのが法相の本来の姿だ」と、発動に肯定的な見方を示した。
 野田首相との詳しいやり取りや具体的な指揮内容については明言を避け、再任されなかったこととの関係についても「推測で言うわけにはいかない」と述べるにとどめた。【伊藤一郎】

◇法相の指揮権
 検察庁法は法相の一般的な指揮権を認める一方、個々の事件については「検事総長のみを指揮することができる」と定め、権限を事実上制限している。
個別事件で不当な政治介入を防ぐためとされ、1954年に犬養健法相(当時)が造船疑獄事件で指揮権を発動して佐藤栄作自由党幹事長(当時)に対する捜査を打ち切らせた際には強い批判を浴び、犬養法相は辞任した。
以後、指揮権を行使した法相はいない。

http://mainichi.jp/select/news/20120604k0000e010206000c.html



~転載おわり~

小川前法相は小沢さんを徹底排除してきた菅グループの議員。
そのことを考えても今回の発言はとてもインパクトが大きい。

そして滝新法相は小沢支持派だ。
今年4月、(年齢を理由に)次期衆院選には出馬せず引退すると表明している。
何のわだかまりもなく信念を貫けるだろう。
それに滝新法相は東大・法学部出身。
東大出身の歴代政治家で逮捕者は一人もいない。
安心して指揮権を発動して頂きたいものです。




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