夜、ウォーキングをして帰って来ると又歩道上でセミの幼虫が蠢いていました。ふと思いつき自宅の木にとまらせ、羽化を観察してみることにしました。木にとまらせると、どんどん上のほうに上っていきます。そしてじっとして動かなくなりました。少し経過後見に行くと、背中が割れ羽化が始まっていました。ゆっくり朝までかけて出てくるものと想像していたのですが、結構早いです。極小さかった羽もどんどん拡がり、成虫と変わらなくなりました。体の色はまだ薄い感じです。朝起きてから見に行くとすっかり成虫の濃い色になっていました。写真を撮ると急に動き出し、枝をどんどん移動していきました。朝食後、確認すると何処かへ行ってしまったようです。少しさびしいですが、短い成虫の期間に伴侶を見付け次世代へつなげて欲しいものです。