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深海魚 ミズウオ拾い 徹底解説!

2019-02-10 16:11:00 | 日記

皆さん、ミズウオってご存知ですか?

ミズウオは水深9001,500mに生息する凶暴な深海魚です!

そして、この魚は一般人が「拾える」数少ない深海魚でもあるのです‼︎‼︎

冬のある時期になると、この魚は深海から浅瀬に迷い込み浜に打ち上がるんだとか…

今回はそんなミズウオの「拾い方」を徹底解説していきます。

条件
打ち上がったミズウオに出会うためには
⑴浅瀬と深海の接続が短い
⑵浅瀬と深海の水温が一定
⑶干満の激しい日の満潮から干潮にかけてを狙う
といった具合に場所や時期に一定の条件があります。
・⑴について
いくつか調べてみると、どうやら舞台は静岡県中東部の海岸線にあるようです。
近年、深海生物で話題となっている駿河湾は日本で最も深い湾であり、湾奥の海岸線に面するのがこの地域です。
参照とした、東海大学の論文によれば ⑴の条件にマッチする場所として沼津や三津などが挙げられていましたが、中でも清水の三保が条件として良さそうです。

参照1. 東海大学のミズウオの論文↓↓

・⑵について

次に時期です。

上記の論文によれば、ミズウオが打ち上がるのは一様に冬〜春にかけてとあります。

なんでも、この季節は浅瀬から水深300メートルあたりまでの水温が15度程度と一定で、ミズウオが上がって来やすいんだとか。

他のブログ等でも その時期に拾ったという内容が散見されます。

参照2.他のミズウオ記事

ミズウオを求めて30km歩いてみた話(静岡県・駿河湾) – Monsters Pro Shop

中でも1月〜2が確率的に最も取れ高が良さそうです!

・⑶について

そして、ミズウオと出会う確率を上げるために重要な事は大潮の日の満潮から干潮までの時間を攻める事です!

浅瀬に迷い込んだミズウオは波の力によって打ち上げられますので、波の力が強いほどより多くのミズウオが浜にたどり着く確率が上がります。

そして、満潮が過ぎ干潮へ向かう途中にミズウオは浜へ取り残されるというわけです。

・その他注意点

⑴〜⑶の条件に合致すれば昼でも夜でも出会うことは出来ます。

しかし、日中は鳥類の目に触れるため状態が悪くなりやすいです。

出来るだけ良い状態のミズウオに出会うためには夜間がオススメです。

また、海の荒れた日の後だと確率があがるそうです。

・ここまでのまとめ

では、これらの考察より最適条件をまとめます。

⑴駿河湾奥の海岸線(沼津、三津、三保など)

123月まで。ピークは12月。

⑶大潮の日の満潮から干潮にかけて。

(他) 夜間がオススメ,荒天の後日は確率UP

このようになりました。

それでは、実際にこの条件に合致する日にミズウオに逢いに行ってみましょう。

・いざ出発!三保の海岸へ…

⑴〜⑶全ての条件に合う2月某日、三保の海岸に向かってみました。

すると開始早々‼︎‼︎

で、でたーーー!!

正真正銘のミズウオです。

こんなにすぐに見つかるとは思いませんでした。

しかも…

1匹のみならず

2匹、3匹、と次々見つかり 4‼︎‼︎

説立証と言っても過言では無いでしょう。

お腹の中からはイカ類や甲殻類、オオタルマワシという深海生物、

セミホウボウという魚の赤ちゃんなんかも出てきました!!

しかし、プラスチックもやっぱり出てきてしまいました…😓

大食漢の凄さを実感するとともに、海洋汚染についても改めて考えさせられました。

真冬の風物詩

深海魚 ミズウオ

皆さんもお時間と体力に余裕があれば、是非海岸に足を運んでみてください。

広大な海が大自然の一部を「深海魚」という形で教えてくれるかもしれません。



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