涙もろい

あまりにこの一週間、命について考え、よく泣いた。

老人ホームの見学に行っては、入所金の高さに驚き、
施設によりかなり差があることを知り、
歳をとってまで金が左右するんだなと思った。

マンションみたいで温泉つき、バーやレストラン付きの立派なところもあれば、
ただただ年中寝て過ごす、娯楽もリハビリも何もないところもある。
何を楽しみに生きてるのかといった感じで、
なんだか自分にあてはめたら悲しくなってきて、
どうしようもできない自分もいて、ほんとになんともいえない気持ちになる。

それが自分の年金で決まってしまうのだとしたら、憧れの専業主婦になってる場合じゃなく、
今からは働き続けるしかないんじゃないかなとも思った。

そして今日のプレミア。
昔は皆の憧れだったニュータウンがたった30年たっただけで、
超高齢化したという話。

確かにその頃は若くてもあっという間に歳をとるんだよね。

一人で暮らすのがほんとにきつそうなのに、
そして本当に淋しそうなのに、
娘は、自分の今の家庭を壊したくないがために同居もしないとのこと。

働いているから一週間に一回顔を見せるのがいっぱいいっぱいと、そそくさと帰っていく。

ほんとに難しい問題だと思うけれど、
それがきっと現実。

自分に何ができるのか、何を思えばいいのか、
何も知らないんじゃなくて、少しだけでも心にとめて生活しようと思った。

まずは仕事をがんばろう。
あと、祖母に会いに行こう。
と思った。