思いの中に生きる

奇蹟の人「長尾弘」先生の法話

思いの中に生きる

2015-03-08 00:45:46 | 日記

     恩師のご著書「思いの中に生きる」より


          神の御心の中で

先の続き・・・

もう一つ、無報酬。
求めないで与えさせていただくことですね。
太陽は、これだけ熱・光を下さいましても、
「わしゃ、お前らに光やってんやで」と言われたことがない。
また請求書を持って来て、
「ちょっと払てんか」と言われたらえらいことです。
もう地球の財産は一日でなくなります。
一秒間に石炭二百万トンを燃焼させるだけの
熱カロリーを地球だけでいただいているそうですね。

一秒間に二百万トン。
石炭一トンいくらか知りませんが、
そんな、一日分の請求書でもいただいたら
地球は破産ですね。
それをいただいています。
だったら、私たちも少しでも人様にいただいてもらうことです。
私たちの肉体一つ見ましても、
「入れんの好き、出すの嫌いや」と言って小便も
大便も出さなかったら、必ず身体が悪くなります。
三日も生きていられません。

これをうまいこと出してもらうから、
また上から「おいしいな」と言っていただけるんですね。
それといっしょで、目には見ることができませんが、
私たちがその良き行いを出させてもらうことによって、
上からまた喜びが入ってきます。
これは自然界の法則です。
出せば入る法則です。
出さなかったら、やがて糞詰まりになります。
それと、その方その方の心の器がございます。
出すことによって器が広がります。

もらうことによって器が小さくなります。
もらえばだんだん器が小さくなる。
そしてそういう方は心も小さくなります。
やがて死んだらカチカチの一次元の世界に入ります。
ですからこれも自然の摂理・法則だということを知ったときに、
私たちは、できる限り、自分に許される限り、
人様に大いに出させてもらう。
仏教で言う布施行ですね。
これも大事なことだと思います。
自分の心が豊かになります。


            ~ 感謝・合掌 ~