先日、とある酒席で「〇〇さんってお金がない人なんだと思っていました」と親戚の子に言われました。愕然としました。
彼いわく10数年前、私が結婚した頃、まだ小学生だった彼を含め親戚の子と一緒におもちゃ屋さんに行ったとき、私の持ち合わせがあまりなく、カミさんに立替てもらったときのことをずっと印象深く思っていたようです。
私はまったく覚えていないのですが、財布に現金がなかったのでしょう。カードが使えないお店だったのかな。
ただ、自分で言うのも何ですが、若い頃から宵越しの銭は持たない主義です。その後も彼がいる場面であろうがなかろうが、その場の状況に応じて支払いなどは人一倍やってきたつもりで、基本的に振る舞うタイプなのです。
…まあ野暮な話ですが。
私は一会社員でそんなに裕福ではないかもしれませんが、人としての所作、嗜みは大事にしてきた自負はあります。
ただ、何気なく発した彼の一言は、私のプライドをボロボロに砕きました。
大袈裟な表現ですが、結構マジです。
自分なりに精一杯をやってきたことをサラリと否定されると、年齢に関係なく傷つくものですね。
痛感しました。
無論、彼は悪くありません。そう思った当時のことを素直に言っただけのこと。
ただ、私としては長年そんな風に思われてたのかと思うと、情けないやら何やらで胸がいっぱいになりました。
スミマセン。
少々疲れているのかもしれません。