桜坂 今日は私的な日記です

昨夜はなんとなく那覇で呑もうと決めていた
紆余曲折あって一人でバスに乗って那覇へ
道すがら友と連絡をとり牧志へ
２年ぶりくらいに山羊の店に
久々に食べる山羊
いろいろとつまみを出してくれるおかあさん
おもろい声のにぎやかなねーねーがいない
休みだというが気配自体が無いので
辞めたのだろうと勝手に想像
もう一人友がやってきて宴はつづく
お会計がてらおかあさんと話をしたのね
以前よりずいぶん元気になってたのよ
びっこもひいてないし
なにより明るくなってたのね
そのことを口にすると
おかあさんは堰を切ったように話し始めた
交通事故での苦悩
その後のリハビリでの苦悩
事故に対する思いの苦悩
仕事や人間関係の苦悩
私も交通事故で２年半経った今も病院通いだと告白

するとおかあさんは

「私はね　海で泳ぐのが好きなんだけど　
　もうねぇ　すべてね　ぜんぶね　海に捨てたの
　事故を恨む気持ちも　仕事を辞めようと思ったことも
　嫌なこと全部　海に捨ててきたの
　あなたも　辛いことたくさんあるだろうけど
　海に捨ててらっしゃい　楽にられるからさ　
　海で泳ぐのは好きかい　好きなら海に行ってきなさい
　そして　全部捨ててきなさい」

と目に涙を浮かべながら話してくれたの
なんか　ちょっと　感動

帰ろうとするとなにやらお金を包んで
私の右手に握らせてくれたの
いいから持って行きなさい　ね
って
いつもウコン茶をお土産でくれはするんだけど
お金は初めてだなぁって思いながら
中身を確認せずに扉を開けたの
３人で次の店にと歩を進めていると
おかあさんが追ってきてくれた
あ　ウコン茶くれるのかなって思ったら
咲元（泡盛）古酒の４号瓶をくれる
なんでかなぁ　
○○ちゃん（私の名前）になにか感じたんだろうね　と友たち
そうだ　お金もらったんだ　中身見てみよう
伝票に無造作にくるまれているお金は
なんと　一万円札
友たちと　国際通り　桜坂と歩きながら泣きそうになる
ちなみにそのお店でのお会計は6,700円

さて見舞金もらっちゃったかガッツリ呑もうと桜坂へ


これまた久しく無沙汰のおでんやさんへ

「あっら　○○ちゃん　久しぶり
　覚えててくれたの　嬉しい　抱きしめてもいいかしら♪」

あはははははは
嬉しいもんだ　ママったらよ
苦笑する友たち　あははははは
この店はさ
私が沖縄にに越してきた最初の晩に
タクシーに乗って呑みにきてたんだよねぇ
そのころ一人でゆっくり呑みにこれる持ち店が少なくてさ
部屋にはまだ家電を始め荷物が届いておらず
がらんとした部屋に一人で居るのが寂しくて　寂しくて
ママは今でもその晩の話をするの
このママは私の「３ママ」の一人なの
あとはＧＰママと節子ママ（幼馴染の実母：那覇在住）
みんな　ホントに　お世話頂きありがたいです
にぎやかにてびちをほおばり　ママの独壇場を楽しむ

ちょっとおしゃれな店に移動して美味いカクテルを楽しむ
２杯ほどで次の店に　一人は帰る

最近では　有名な隠れ家
なんとなく隠れ家を楽しむ
マスターは既に泥酔　女性客２名が帰ってしまうと
このマスターは一気にテンションが下がる　露骨に
あははははは

楽しく呑めた夜だった
４軒呑みに行ったんだね
もともと最初は友達に連れてきてもらった店達だ

ママたち　いつまでも元気でね　

この１万円札　使えないよなぁ


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