沖銃砲火薬店・帯広国際射撃場

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令和3年9月 非鉛弾の現状① サボットスラグ弾

2021年09月13日 | 狩猟
今年の春から、駆除で使用する非鉛ライフル弾、非鉛スラグ弾の問い合わせを多くいただいております。

お電話をいただいたり、直接ご来店をいただいている方にはご説明をさせていただいておりますが、猟期に向けてさらに問い合わせが増えてくると思いますので簡単に令和3年9月現在の現状を書いておきたいと思います。

令和3年9月現在、工場製の非鉛ライフル弾、非鉛サボットスラグ弾、非鉛ライフル弾頭は全国的に品薄状態となっております。

理由はコロナ禍によりアメリカやヨーロッパでの製品の製造や日本への輸出がストップしていることです。
この1年半くらい、まともに商品の入荷がなく、輸入元やそれぞれの銃砲店の在庫でやってきましたが、コロナ禍の長期化により、それらもなくなってきました。

現在弊社でご用意できる非鉛弾についてご説明したいと思います。

まずは、サボットスラグから。



◆HORNADY GMX SPF モノフレックススラグ(非鉛サボット)

12番 2 3/4インチ 弾頭重量 300gr 初速2000fps
20番 2 3/4インチ 弾頭重量 250gr 初速1800fps

★12番については、フェデラル社のP152TC、P151TCと同じく、弾頭重量300gr。
初速は3インチマグナム(P151TC)と同じとなっております。
撃った感じは、反動も大きく、スピード出てるな~と感じました。

箱に書いてあるデータでは、150ヤード ゼロインで、200ヤード 6.7インチ(17㎝)ダウン。
(P151TCは、150ヤード ゼロインで、200ヤード 7.1インチ(18㎝)ダウン。(フェデラル社HPより))


★20番については、フェデラル社のP208TC、P209TCよりも、約1割軽い弾頭重量250gr。
初速はP208TCとP209TCのちょうど中間です。
撃った感じは、マイルドで撃ちやすいと感じました(12番撃った後だったからかも・・・)

箱に書いてあるデータでは、150ヤード ゼロインで、200ヤード 8.2インチ(21㎝)ダウン。
(P209TCは、150ヤード ゼロインで、200ヤードで、200ヤード 8.3インチ(21㎝)ダウン。(フェデラル社HPより))


どちらの弾もあまり銃を選ぶ感じではありませんが、初速がそれなりに出ているせいか、弾着もそれなり(50mで1インチ~2インチ程度)でした。

いつも使っている弾が手に入らない場合のセカンドチョイスにご検討ください。

次回はホナディライフル実包のご紹介をさせていただきます。

つづく・・・。

(ご注意)
現在、非鉛弾は品薄状態が続いており、できるだけ多くの方に狩猟や駆除をしていただきたいとの考えから、大量購入はお断りしております。
どのくらいが大量購入にあたるかは、口径等により変わりますのでお問い合わせください。

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