お元気様です。ブログ担当の、テッチーです。
今回も、
SDGs14海の豊かさを守ろう
をテーマで話し合いました。
今回は「リサイクル」について、意義と必要性について本気で考えていきました。
SDGs14 現状と課題
海の資源について問題となっているのは、海洋汚染とプラスチックゴミの問題です。
今回は特に、プラスチックゴミの問題をクローズアップしていきました。
今回、資料輪読で、
「プラスチックごみのリサイクルは資源の無駄だ
(池田 信夫)」
(2020.7.31)
という、何ともストレートな😅 タイトルの記事を読んだ上で、話し合いを進めて行きました。
記事の内容について、私が、ギュギュッとまとめて、誰にでもわかりやすく!お伝えしていきます。(できるかな…)
今、レジ袋有料化がコンビニやスーパーで進んでいます。
これは、2019年6月のG20サミットで合意された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」に起因します。
この中で、日本政府は
「2030年までに使い捨てプラスチックの排出を25%抑制する」という
プラスチック資源循環戦略をまとめた。
今回のレジ袋有料化はその戦略の一環です。
しかし、実はポリ袋はエコだというのです。
その理由は以下の三つが挙げられます
- ポリエチレンは理論上、燃やすと発生するのはCO2と水、そして熱。
- 石油精製時に(ポリ)エチレンは必然的にできるので、ポリエチレンを使用する方が資源の無駄がなく、エコ。
- 自治体によってはサーマルリサイクルし、ごみ焼却燃料になり、重油燃料(助燃剤として、燃焼の火力を上げるために使われる)の使用量がその分減少し、無駄とならない。
では、なぜ今までプラスチックゴミは燃えないゴミとして扱われてきたのでしょうか?
その理由の一つに、
1960年代はプラスチックゴミを燃やした時の火力が高すぎて、当時の焼却炉では耐えられなかったということがあります。
しかし、微量のダイオキシンが出るという理由で、1999年からごみ焼却炉の温度が800℃以上に規制されました。
よって、今の焼却炉はすべてプラスチックを燃やすことができます。
ここで、
「プラスチックを燃やす」
ことに関して、
「それってCO2が出てエコじゃないんじゃない?」
という人もいるかもしれません。
リサイクルについては大きく分けて二種類あります。
まず一つ目が
「マテリアルリサイクル」
これは皆さんが、想像するように、モノ→モノへ、原料を粉にして、新たに成形するものです。
二つ目が、
「サーマルリサイクル」
これは、発電所で燃やして、エネルギーを回収するものです。
この二つのリサイクル方式についてですが、
実は、サーマルリサイクルの方が、マテリアルリサイクルに比べ、エネルギー削減効果が3倍以上高く、CO2削減効果も大きいようです。
なぜかというと、マテリアルリサイクルでは、原料を粉にしたりと、工程が多く、コストが高くなってしまうからです。
「レジ袋削減が、本当に合理的か?リサイクルにもいろいろなリサイクルがある」
というのが、この記事の内容でした。
今回は、レジ袋有料化について考えるグループとサーマルリサイクルについて考えるグループに分けて話し合いをしました。
それでは、次に話し合った内容を見ていきましょう!
・レジ袋有料化
「レジ袋有料化について、企業のメリットとしては、コストが削減できてイメージアップにつながるよね」
「逆にデメリットとしては、小売業の倒産が続出するんじゃない?」
・サーマルリサイクル
「サーマルリサイクルは分別しなくて良いから楽そうだね」
「でも逆に、人々のリサイクル意識が低下しちゃうんじゃないかな?」
今回はそれぞれの立場でメリット、デメリットが出ていく内容となりました。
本当に環境保護につながっているのか?いろんな意見が出て、環境問題を見つめ直し、私たちがこのPeace Design Cafeをやる意義について考えさせられる内容となりました!
やはり、環境問題について、学生の時点で明確に答えを出すのは難しい。
しかし、社会に出てからも、自分の能力以上に、社会や現実からの要請が迫られることが、あると思います。
そう言った時、分かりませんで済ませるのか、考えて、考えて、
現時点で私はこう思います。あなたはどう思いますか?と言えるそのような大人になっていきたいですね😁
岡山カープって普段どんなことしてるの?と、気になった方是非、こちらも見てみてくださ〜い。
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