おかし記

下川おかしの日記

新宿眼科画廊 iaku「粛々 と運針」

2017-06-06 23:48:38 | 日記
○記録↓新宿眼科画廊HPより

〔演劇〕
2017年6月02日(金)~06日(火)
「粛々と運針」
iaku
前売一般: ¥3000- / 前売当日: ¥3500- /
U-22(22 歳以下、前売・当日): ¥2000- / 高校生以下(前売・当日): ¥500- /
スペース 地下


チクチクと針を運ぶ。チクタクと進む秒針。
2つの無関係な家庭を縫い合あわせてみる。
平凡な生活の内に潜む葛藤を、周到な会話で描き出す iaku の新たな試み。

〔あらすじ〕
築野家。長男、一(はじめ)、次男、紘(つなぐ)。二人で母を見舞う。病室で母から紹介されたのは、「金沢さん」という兄弟と面識のない初老の紳士。父 親が死んだあと、親しい仲だという。膵臓ガンを告知された母は、金沢さんと相談の結果、穏やかに最期を迎えることを選んだと二人に伝える。まだ治療の 可能性はあるのに、尊厳死を口にする母。苛立つ兄弟。特に実家で同居していた兄は、金沢さんの存在に無性に腹を立てていた。 田熊家。妻、沙都子(さとこ)、夫、應介(おうすけ)。去年 35 年のローンを組んで小さな一軒家を購入。その家のどこかで子猫の鳴き声がする。早く助け てあげたいと妻は訴えるが、交通事故で頸椎を痛めた夫はケガを理由に探してくれない。妻はお腹に新しい命を宿しているかもしれない。彼女は、妊娠を望 んでいなかった。この話題をどう切り出せばいいか分からずにいる。 そして、大きな布を縫い合わせる作業をしている人物、糸(いと)と結(ゆい)。二人の使命は粛々と運針を続けること。布が繋がったとき、無関係の家族の場がひとつになり…

〔タイムテーブル〕
2017年6月02日(金)~06日(火)
2日(金)19:30
3日(土)14:00 / 19:00
4日(日)13:00 / 17:00
5日(月)14:00 / 19:30
6日(火)14:00

〔チケット予約〕
●CoRich! / https://ticket.corich.jp/apply/82370/
●ライトアイ / 06-6647-8243(11 時〜19 時)
●チケットぴあ / 0570-02-9999
P コード 東京公演(457-745)
http://pia.jp/※PC・携帯・スマートフォン共通

〔出演〕
尾方宣久(MONO)、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、市原文太郎、伊藤えりこ(Aripe)、佐藤幸子(mizhen)、橋爪未萠里(劇団赤鬼)

〔スタッフ〕
舞台監督 / 新井和幸、北島康伸
音響 星野大輔(サウンドウィーズ)
照明 / 岡田潤之
照明オペレーター / 中西美樹
ドラマトゥルク / 上田一軒
文芸協力 / カトリヒデトシ
宣伝美術・WEB デザイン / 下元浩人(EIGHTY ONE)
写真 / 堀川高志(kutowans studio)
当日運営 / 佐藤美紘
制作協力 / 北澤芙美子
宣伝 / 吉田プロモーション
制作 笠原希(ライトアイ / iaku)
製作 / iaku
芸術文化振興基金助成事業

〔WEB-site〕
http://iaku.jp/


○パンフレットより
「…iakuとしては「Walk in closet」以来の新作製作。普段はiakuで演出を担当する上田一軒氏にドラマトゥルクとして関わってもらい、この作品が迷子にならないよう伴走してもらった。基本的には良作をつくって再演を繰り返したいiakuだが、新作を生むのは興奮する。


 粛々と劇作をすることを迷わない作家がいるということが、私には嬉しく心強くあり、悔しいくらい「良作」。「傑作」と言わない奥ゆかしさは作り続ける決意でもあるのだろうと。私もこっそり後をついて行こう。
 書くのだ。



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