そう、私は記憶を持った時にぜんそくという慢性病だった。
生まれたのは、あとで公害指定地域になった場所。
綿埃の中に寝かされっぱなしで(母親は、実践倫理宏正会に入っていて、捨て育てをして、抱くことは無かったそうだ)猫が顔の上で寝ていても放置だったらしい。
産まれて半年で、咳が酷く。
近所の方に病院を勧められ連れて行ったところ、「ああ、もう無理だ。この子は、育たない。」と、言われたそうだ。
それを聞いた母親は、「この子の心が腐っているから、病気なんだ」と、思ったそうです。
この後、たまに病院に連れていくも、病院代が腹が立ち、私を殴った。
「病院代など、ドブにお金を捨てるようなものや!」
「お前がいなければ、家が一件買えた!」
「全てお前が悪い!」
両親は、仲がすごく悪い。
私の悪口だけが、夫婦を繋ぐ。
もちろん、父親も毒親だ。