選別を始めてから今日で14日目になる。極小粒が終わり小粒の部に入り、若干大きくなったぶん粒数が少なくなっているので、培近い速さで選別が出来るようになる。今回のは秋の肥大期の長雨が大きく影響し、紫斑病になっている大豆が多いのが特徴。
50年以上前になるが、10歳位の子供の頃、兄貴とコンビを組み梅雨時に代掻き作業をした。雨の日は此の蓑を付けて牛の脇で鼻どりのお手伝いをした事を思い出す。指導を受けた老人クラブの人達は、かつて編んだ事を思い出しながら編んでいた。大変立派な出来上がりになっていた。
昨年の夏に刈り取って陰干したスゲを使って、風呂老人クラブの有志5名が蓑編みに挑戦する。50年位前までは何処の農家でも使っていた雨具の一つ。編み方など殆んど忘れられていたが、此の程半田の荒川氏の指導で、昔編んだ事がある人達が立派な物に編み上げる。