昨日の韓国戦 負けるべくして負けましたねえ。
柔道で言えば組んだ瞬間 相撲や剣道で言えば蹲踞した瞬間
もっと言えばアームレスリング(腕相撲)で組んだ瞬間「勝負あった」
と分かったほどですね。
立ち上がり 2分もしないウチに相手の体制が整う前に 運よく
先制点を挙げました。
確かにそこまでは手を叩いて喜びましたが その後が頂けない。
何を恐れたんだか 日本選手の“腰が引けて”しまっている。
所謂へっぴり腰です。(上記解説通り)
こんな後ろ体重で闘えるハズもない。(怒!)
そう思ってるときの27分 日本の左サイドで簡単にパスを奪われる。
イヤ 相手に“どうぞ!”とプレゼントしたようなボール。
こんな“ごっちゃんボール”から センターリング→ヘディングシュートが
簡単に決まって同点。
その後の約20分間も 攻撃の糸口が掴めず(掴めるハズもない)攻撃に
転じることが出来ない。
むしろ 韓国の拙攻に助けられよくぞ 1-1 で前半を終えられたものだ。
そして“あと何点入れられてしまうかな?”と危惧しながら 後半を見守った。
案の定 後半11分に2点目を奪われ ほぼ勝負は決した。
でも 残りの35分間何とか抑えてくれて 惨めな思いをしないで済みました。
GKのファインセーブもありました。
この辺のところを 解説の福田正博氏は以下のようにコメントしている。
『簡単にやられちゃいけない。もっといけるところはいけるはず。
勇気を持っていかなきゃいけない』
『確かに大会に向けて、韓国は24歳以下(日本は22歳以下)で
オーバーエイジも使っている。この大会に対して、相当な思いで来ている。
日本はメンバーを色んな事情があって揃えられなかった。
だけど、日本代表のユニホームに袖を通しているわけですよ。
袖を通している以上は日本代表のプライドと責任を持って戦うことが
必要なんですよ』
→ 日本代表である自覚に欠けてましたかねえ。
だから三軍なんだが💦。 イヤ三軍でもプライドを持って欲しいものです。
女子の方が素晴らしいゲームをしてくれたので 余計に目に付いた。
そんな私ですが 私も日本代表フリークです。
マイナス面ばかりではなく 何とか(+)面も見たいと思います。
そんな折り 開催国・中国のメディアが次のように評してくれた。(謝)
中国メディアから。
『韓国が力強く日本を返り討ちにした! 金メダルを奪取して、選手たちは
兵役免除の権利も獲得した』(だから頑張れた!と言いたいのかな)
『今回の日本の男子代表チームは、パリ五輪世代のトップチームはもちろん、
セカンドチームよりも劣るメンバーだったかもしれない。
それでも彼らが示したクオリティーは驚くばかりだった。
繊細な技術と卓越した連携で、堂々とファイナル進出を遂げたのだ。
価値ある銀メダルと言えるのではないか。
あらためて、日本サッカーの総合力はアジア最強だと思い知らされた。
彼らはアジアの大会に前がかりになって取り組んでこない。
A代表のアジアカップでさえ、欧州でプレーするすべての選手を招集したり
しない。今回もあくまで来年のパリ五輪を睨んでのベースアップが最大の
目的だった。先を見据えた大きなビジョンのなかで、さまざまな
カテゴリーの代表チームを鍛えているのだ』
→ この中国評が“掛け値なし”だったら嬉しいが “中国故”と考えると
多少割り引いて考えないといけない。(笑)
こう考えると女子サッカーの金メダルが 余計に燦然と輝きますね。
※ ラグビー 今夕アルゼンチンと決勝Tを掛けての闘いが
始まります。
日本は勝つしかない!
応援します。