23日から27日まで、日本体育協会スポーツ指導者養成講習会を受講してきました。
全受講者は90名くらいだったと思います。ホッケーや新体操、ラグビー、水泳等、
色々な種目の指導者が受講していました。
水球関係者は、私を含め5名でした。
講義は、朝9時から始まり19時30分に終わり、それが5日間続きました。
日々、疲れが溜まり、頭もパンクしそうでした。
しゃべることには慣れていますが、長時間聴くことには慣れていないということを
実感しました。
講義内容は
・社会の中のスポーツ
・スポーツと法
・スポーツの心理ⅠⅡ
・指導者の役割
・身体のしくみと働き
・競技者育成のための指導法
・アスリートの栄養と食事
・スポーツ指導者に必要な医学的知識
・トレーニング論
と盛り沢山でした。
運動力学・生理学・方法論など大学で勉強した内容であったり、研究成果により
さらに発展・進歩した事柄であったりと充実した内容でした。
その中で印象的だったのは、トレーニング論の話で
「これだというものはない。常々、進歩・発展している。」
ということです。
どの分野においても以前は正論であったものが、今では正論から外れていることが
あるということでした。
例えば、私は小学校の時、野球をしていました。
夏の暑い時期の練習時でも、休憩が少なく、また水分補給はあまりさせてもらえなかったことを記憶しています。
今では、水分補給は必ずおこなわなければならないのは常識となっています。
その他にも、自分の指導やトレーニングの内容・組み立て等、考えさせられた内容も多くありました。
『維持は衰退の始まりである。』
日々研鑽していかなければ・・・・。
疲れましたが、充実した5日間でした。
11月下旬には、東京で専門科目を受講する予定です。