登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

相ノ山BC

相ノ山BC・・・湖上にログを書いてみたかった。それだけです

本日岩洞湖に向いました。といってもワカサギ釣りではなく、岩洞湖畔にある相ノ山登山が目的です。もちろんワカサギ釣りも充分魅力的ですが、氷の上を歩いての山登りも今しかできない期間限定ということで、時間があったらオプションでワカサギもあり位の感じです。この冬は妙に暖かいので氷が解けないうちに・・・。

■記録

藪川通過中。現在の気温はなんと5℃、この本州一厳寒の地では考えられない路面状況だ

でも釣り人の車すごい数。みんな待ち望んでいたんだな。レストハウス満車につき、ワラビ平駐車スペースに車を停め、我只一人スキー板を準備。完全なるアウェーだ

湖まで急降下するロープ場を通過。お~沢山テントありますな

さて、今日の湖面の状態は・・・雪の下は氷ではなくウェット。いきなりシールを濡らす

まずは弁天島に向う。ここも氷上限定で行ける島。既にスキーが重い

正式には岩洞水天宮ということらしい。小さな祠が置いてあったのでお参り。この暖かさで氷が割れませんように(笑)

減水のため島の水際や山際などには、小さなクレバスが広がり少々緊張を強いられる。そして相ノ山取り付きへと向う

こんな感じの尾根を登る。数日前のスノーシュートレースがあったので迷うことはなかった

結構な斜度であるが、湿ったシールのお陰で直登できた。良いのか悪いのか・・・。でも雪が板にくっつくので重い!!

途中遊歩道と合流。ここからは真っ直ぐな尾根道。アップダウンは多めだが随分歩きやすい

一回折れてまた上に伸びたミズナラ。ベンチのような

しばらく歩くと湖面側に開けた展望地に到着。東屋がある

ここからアップで岩洞湖。手前は先程立ち寄った弁天島で、その奥が対岸ワンド方面。上から見下ろせばすごいテントの数

なかなかしつこい尾根歩き。でも天気も悪くないし気持ちがいい

ついにシールが捲れてしまった。水分を多量に含んでとにかく引っ付く雪だ。今日は片足6Kgのトレーニングのような

そして、相ノ山頂上到着!! 山頂部は木も少なくいい眺め

板は団子状態。お陰で大量の汗を掻いてしまった

風が気持ちいい~。岩洞湖遠くに見える。随分と歩いた感が

アップすると。テントが蟻のようだ・・・。密集している部分と空いている部分があり宇宙の泡構造のような

もうシールは役に立たないので以後は外して下る。しかし外しても滑らない・・・全体がストップ雪だった

時折顔を覗かせる青空に春を感じる

白樺に生えた茸。どうも弱った木に寄生するようだ

白樺のキャンプ場に出た。なかなかのロケーション

一筋のスキー跡があったので、その通りに進んでみる。ここは湿地帯らしく、スキーでなければ通れないエリアだな

そしてキャンプ場下流の湖面に。さすがにここまでは誰も来ていない。広々とした氷上を真っ直ぐに進む。とっても孤独を味わえる

ポツポツとテントが出現し、弁天島へ戻ってきた。釣れている雰囲気は・・・わからん

これは穴空けすぎでないかい

帰りは更に雪が緩みほぼ水浸しであった。そしてワラビ平ロープ場到着~。スキー担いでのこの登りが実は一番辛かったかも

少し時間があったので一寸だけ覗いて見たが、1時間半粘るも当たりすらゼロ。やっぱり二兎は追うものではないな

でカツ丼を食べて帰る。今日も満足満足

■タイム
08:32 岩洞湖ワラビ平駐車スペース出発
08:45 弁天島神社
08:53 相ノ山取り付き
09:30 最初の展望広場
09:47 相ノ山頂上到着
09:55 下山開始
10:12 家族村キャンプ場登山口
10:35 岩洞湖面復帰
11:09 岩洞湖ワラビ平駐車スペース到着
 ※登り 1時間15分、下り1時間14分

■GPSログ(距離:7.42km、高度の上昇/下降:259m/-259m)

勝手に難易度指数:14+1(雪団子度)=15points

■感想、反省等
・いい山でした。整備されハイキングGOODです
・スキーでも充分イケますが、基本歩くスキー
・問題は雪質というか高い気温
・団子雪には参った。高下駄が更に高く・・・
・いいログ取れました!
・次岩洞に来るときは勿論ワカサギ!

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