👇地図は一部間違った部分があります。
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日暮里・舎人ライナー、「日本一混雑する列車」なのに慢性的な赤字…
手元資金尽きる可能性も (読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231107-OYT1T50124/
東京都の足立、荒川両区を走る日暮里・ 舎人 ライナーの経営が厳しい状況に陥っている。慢性的な赤字に「想定外」の設備投資の借金返済が重なり、将来的に手元資金が尽きる可能性があるという。東京都は、都営バスなどの資金で穴埋めを検討する一方、沿線のイベント開催など利用者増を図る方針だ。(渋谷功太郎、竹田迅岐)
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<日暮里舎人ライナー>
事業の状況
新交通事業(日暮里・舎人ライナー)
乗車人員は3,077万7千人(一日平均8万4千人)で、前年度に比べて271万9千人(9.7%、一日平均7千人)増加しました。乗車料収入は54億7千3百万円で、前年度に比べて5億1千7百万円の増収となりました。
経常損益は、2億1千2百万円の赤字(3年度は8億4千8百万円の赤字)となりました。
<決算総括表>
令和4年度 決算 | 東京都交通局 (metro.tokyo.jp)
営業収益 5,770百万円
営業費用 5,823百万円
営業損益 ▲ 53百万円
(主な費用→減価償却費 1,350百万円)
(減価償却前営業損益 1,297百万円)
営業外収益 1,297百万円
営業外費用 1,456百万円
営業外損益 ▲159百万円
経常損益 ▲212百万円
(減価償却前経常損益 1,137百万円)
注)百万円単位の四捨五入で一致しない場合があり。
<個人的注目点>
ただし営業利益では53百万円の赤字であり、建設費用の減価償却費である。
もし混雑している状況で利益が出ないのであれば、計画当初の予想のミスではないのか?
もしそうであれば、東京都が負担すべき資金ではないという疑問
(実際、バス事業で補填している)
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東京都交通局の「減価償却方法」
減価償却)
第二十一条 有形固定資産の減価償却は、土地を除くほか、軌道事業、自動車運送事業及び関連勘定(軌道事業、自動車運送事業、新交通事業、高速電車事業及び電気事業のいずれの事業にも関連する収入及び支出に係る勘定をいう。以下同じ。)にあつては定率法(建物にあつては、定額法)により、新交通事業、高速電車事業及び電気事業にあつては定額法により毎年度行い、その算出した減価償却費を費用勘定に計上するとともに、減価償却累計額に加えなければならない。ただし、別表第四で定める取替資産の減価償却については、取替法により行うものとする。
2 無形固定資産の減価償却は、定額法により毎年度行い、その算出した減価償却費を費用勘定に計上するとともに、これと同額を当該資産の帳簿価額から直接控除しなければならない。
建物 定額法
それ以外 定率法
<改善案の一つの方向>
ただし混雑率が上がるという問題はあるが、
一部埼玉県に債務を負担させれば、財務は改善する可能性がある。
問題は山積だが。
<混雑率>
要は7:00~9:00は
いつでも混んでいるということ。
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