それでも喰わずにいられない。

とてつもなく素晴しい店ってあるじゃないですか、自分にとって。
あくまでも自分にとって、でいいんですよ。
ま～た見つけちゃいましたよ。中軽井沢に。
お客さんに教えてもらったんですが、『はちまき』と言う店。
地元の人達はご存知なのでしょうが、衝撃、劇的、です。
カウンターのみの店構えで、常連sanがおだやか～に過ごしていて
ぼ、ぼ、僕たち5人なんですけど、入れますぅ？　及び腰に聞いてみると
常連san達が気持ちよーく席をつめてくれて、あぁうれしいなぁ。
もうおいしいなぁ。
で、さっそくオーダーっと。
天丼とラーメン！！　力一杯目一杯オーダーすると、またもや常連sanが
「無理だろうよ、ここのはでかいんだぜぇ～」（この若ぇのまだまだだぜ）
このような風がやんわりと漂う店の中、ウチのスタッフはものすごい！
『とんかつ定食、カツ丼、ラーメン、4つずつ！！』
ああぁ～取り乱しちゃって。普段何も喰せてないみたい、、、。

でも、料理が出来上がっていくのと同時に自分達が思い上がっていたのに
気づくのでした。
すんっごい大盛り！大きめの丼に惜しげも無くご飯がつめこまれ、
野菜5点のてんぷらに、海老天が、　ななななんとぉ～3尾も。山積み天丼です。
昔ながらの甘辛い丼たれが上からたら～り。
もう無心に頬張っていると、忘れていた何かが、そう、その何かがカウンターの前から、、
ラーメンも頼んでたんだ。　いけるのか？まだ入るのか？
そんな心配も満腹中枢神経が麻痺してしまうほどの、懐かしいかつ正しい
正当派の中華そばの香りに吹き飛ばされる。

戦いは終わり、飯つぶひとつ残っていない戦場を満足げに見渡しながら
オーナーからこの店の28年間を少しだけ聞かせて頂いた。
いい昼飯だったねぇ。

いよっ。日本一！

昨日の日曜日はお休みをいただいて、友達の結婚式に新宿まで出かけました。
PARK HYATT TOKYOの40階で挙式、39階のボールルームにて披露宴。
台風一過で絵に描いたような日本晴れで、
披露宴の頃絵に描いたような富士山のシルエット。
とにかく何もかもが祝福してくれてるかのような
素晴しい『式』と『宴』でしたが
何より新郎新婦が素敵で、最高の笑顔が印象的でした。
最後の挨拶で、新郎をご自分の息子の様に育ててくれた恩師に
お礼を言われた瞬間、こみ上げてくるなんてもんじゃなく
『号泣』してしまいました。

やっと掴んだ幸せ、大切にしろよな！
　　　いよっ。日本一！

ほぼ、毎日秋模様。

とにかく、綺麗な秋空でした。

雲の名前を的確に述べる事が出来るほど、学生時代に
勉学に励んだ訳ではないので、『わ～綺麗だなぁ。』
にとどめておきますが、立派な秋空には違いありません。

浅間山の頭の雪も少しだけになりましたが、
冬も間近なのかと、思います。


軽井沢の紅葉は、今週末が見頃でしょうね。

日曜の昼下がり

今日はまさに「THE　秋晴れ」。軽井沢のどこを探しても
雲なんか見当たらない、そんな行楽日和（なんかNHK的な表現だなぁ）
バイクのツーリングの多い事といったらありゃしない。あ～羨ましい。
『人様が遊んでいる時こそ働くのだ。それが正しいサービス業の
あるべき姿なのだ！』
っと叩き込まれてきた私は、スタッフと共にOPEN。
ところが、誘惑　というものが、爆音と共にやってくるのです。
　　　こ、こ、これだぁあ！！


ロータス君の登場です。本名はバーキン家のスーパー7君。
なんと、あのスパルタンなコックピットに座らせていただきました　が
ベンツのSLのコンバチの時と同じで、頭一つ分フロントウィンドーから上に
出てしまうんですよ～。トホホ、デカ顔で座高が1mもあるとねぇ。
おまけに、足のサイズは28cmの4Eですよ、ブレーキもアクセルも
同時に踏んでしまいますよ。

オーナーsanはご夫婦共にモデルsanではないかと思われるくらい素敵で
よ～くお似合いでしたが、私はボリジョイサーカスの熊のようでした。

さて、仕事に戻らなければ、スタッフは忙しそうだし、何か手伝わなければ、、、
何か、　何の音？　誘惑の音？
ブロロロローっと。
ポルシェ様のおなぁ～～りぃ。


しかも、しかも、’95の993　空冷最終モデルときたもんだ！
マニアは喉から千手観音くらい手が出る、993。
あああぁ～、どうしよう、ああぁ。って別にどうする必要もないのだが
ため息。

この、角度も　ぐっと、ぐぐっと、くるんだよね。
新車で購入されて、これまたスーパーモデルの様な奥様の
次に愛されているとの事。いやいや羨ましい。
エンジンルームまで拝見して、少し乾いた様な空冷独特の
エンジン音を置き土産に993カレラが、走り去って、行く。
「社長、看板ですぅ。」？あれ？もう？
日曜の昼下がり　スタッフと共に、ランチタイムの終了です。

わたしゃ貴方の『そば』がいい。

そばを食べにいこう。という事になりまして、どうせなら
まだ少し早い紅葉を観ながら　という事になりまして、
そばなら、戸隠であろう。という事になりました。


飯綱高原を中心にいくつものルートがありまして、
バートラインなる道をチョイスしたのが、大間違い。
工事で閉鎖。急遽、76号線？だったかな、県道戸隠線へ。
これが、大変な山道、コーナーの連続。楽しい誤算。


やっと、中社の前に着いたのです。
この日の為に、1週間で2kg体重を落としていたので、
はしごだぁ～。蕎麦のはしごだぁぁ～！
っと、『うずら屋』へ、ウッ。定休日。。。
でもすかさず、『極意』へ。きっとあまりにも空腹だったのだしょう
セットを頼み、完食！

とっても手切りには思えないほどの、細さでなおかつコシがあり
喉ごしで味わう　そば　でした。セットのお神酒は運転なので
残念ですが飲めず、小鉢はこの時期なので、きのこなど、
それぞれ美味しく、、ああっ！本当に全部食っちゃった。

慌てて、『しなの屋』へ。
大好きなんです、この蕎麦屋san。
1階は食堂風、2階は昔の公民館風で、とっても素敵な
老夫婦と娘sanかな？お嫁sanかな？　で営んでいます。
100円増しで、自家栽培の『新蕎麦』を食べるかい？って。
ととと、当然お願いいたしますっぅぅ。

5口、（5すすり）で終わった『幸せ』でしたが、あの薄緑色の
たしかに甘い、そして確実に若い、『味わい』は　里　には無い
戸隠ならではの　秋　を感じました。
おじいちゃんが、『あんたっ位体格がよけりゃ、もう2枚位食えるじゃぁろ』
やぁ～2軒目なんですって言えず、じぁもう1枚！

夢じゃなかった！

10日ほど前に撒いた秋撒きの野菜たちの、芽がでました。
ご近所の『畑の先生達』には、
軽井沢はものすご～く寒くなるのが早いから、ちょっと無理かもね。
と、優しくご指導いただきましたが、そこは『B型』。自分勝手に
無テッポウに撒き始めました。
急に寒くなり始めたので、心配していたのですが
かわいい二葉が綺麗に整列していました。


これは、ちんげん菜の『芽』ですね。タァーツァイも同じ形。
ちっちゃい頃は、みんな似てるのかな？
ほうれん草は、楊枝のさきの様な『芽』でした。


かわいいですよ。愛しくて、とても間引いたりできませんよ。
畑って面白いんですね。
さつき　と　メイちゃん の気持ちがよくわかるなぁ。
『夢だけど、夢じゃなかった～。』って。

ポルシェ 最高！

ひっさびさに、悲鳴を上げてしまいました。
仲良くしてもらっている、K氏のポルシェが遊びに
Ogossoへ来ました。


いろんな車が好きですが、何と言っても『ポルシェ』なんです。私。
ご幼少の頃に愛読書であった、サーキットの狼　の早瀬左近が駆る
’73カレラのスタイルに憧れ、今迄　数えきれないほど何台もの、
プラモデル、、、を製作してきたくらいの（プラモかい！）
ポルシェ好きです。
自分で購入できるはずもなく、Ogossoの駐車場にやってくる
彼等を（たまにカレラ）羨ましく眺めておりました。
とっても優しいK氏が、見るに見かねて『いつか僕の996に乗せてあげよう』
と約束してくれていたのが、今日だったんです。今日だったんですよ～！
あまりにも綺麗ないでたちで、悲鳴をあげてしまいましたよ。

リアタイヤ295っすよ。タイヤにコーナー攻めてる感じが見受けられるっすよ。
『か～るく、流そうか。』K氏の言葉に甘えて助手席へ、
いきなり、『ガーーン、　　ガーーン』って。ローギアとセカンドギアで。
ヘッドレスに後頭部が叩きつけられて、『親爺さん、か、か～るく　じゃ　ぁあ～』
すんごいGですよ、NASAですか？　
鬼押出しへ向かうコーナー達を世間話をしながら、K氏はいつもと変わらない
ロマンスグレイの髪に穏やかな笑顔で、ギュン　ギュンと。
えええぇ～！まじっすかぁ！なんすかこの加速。ちょちょっと　『ぎゃ～～』
ジェットコースターかよ！レーサーだったんだものねぇ～k氏。
時速p~~~~kmでコーナーに飛び込み、p~~~~kmまで一瞬に加速。
コーナーは地べたに張り付く様で、いや張り付いていた。はぁはぁ　はぁ。
『さ、TOSHIちゃんも乗ってみな。』はぁ？この後で？
もう喉カラカラだし、ビビッちゃってるし。
でも、思ったより乗りやすく、帰り道は楽しめました。
やばいっすよ、欲しいほしい病が疼いちゃってますよ、私。
いつかは、ポルシェ乗ってみたいなぁぁ～。


りゅうsan(これ買うのに、いくつ親子丼つくれば良いんだ？）
よしbon（りゅうsan、これいいにおいしますよ。）　

宝さがしの旅

今日はあっちとこっちに宝ものを、探しに出かけました。
西に、高麗人参があるよと言われれば、丸子町迄行き、
ぜひ、譲ってくださいと言い。
東に、美味しいきのこが採れたよと聞けば、松井田まで出かけて行き、
ぜひ、食べてみたいとお願いする。
そういうものにわたしはなりたい　　ぞ！


その高麗人参は2年ものを植え替える時に、まびかれるもの
らしい。毎年この時期しかないらしい。
大小混ざっているので、少しランクは下がるという事だが
と～んでもない！
ダイヤの如く、輝いていました。体に良さそう。
何とかこの時期に仕入れて、1年間分を保存できる方法を
考え出すぞ。
これからは滋養強壮の時代ですからねぇ。

軽井沢に戻るとすぐに、松井田のJA直売所に向かう。
JAの直売所ってほんとにいいですよ。中軽井沢もいいし。
松井田には、大好きな霧積しめじがあるんです。
このきのこもうんまいですよ、ベタですが、バターしょうゆ焼き、
天ぷら、そしてクリームパスタ。
万能です。
こいも　やら　インゲンなんかも買い込んで、
旧碓氷峠に向かう。　
コーナーひとつ　ひとつ　、自分にあったスピードでクリアーしていく
その気持良さ、あ～たまんねぇなぁぁぁ　　ってバイクに乗りたくって
あっち　こっち　仕入れにいってたんじゃないの？っとの疑問が浮上。
いやいや、お客様により美味しい料理を提供できるよう、食材探しの
宝さがしの　旅に出るのです。

秋模様

もう、押しも押されぬ　秋　でしょう。
そこでOgossoはまたまた畑仕事にかかり始めました。


まず、浅科産『五郎平米』を『はぜ』にかけて　秋　を演出。
軽井沢って、街の中には、田んぼも稲を干している所も無いから
目立ちますねぇ、写真撮って行く観光の人達いますょ。
でも、初めてやってみたので稲の分量が解らず、半分しか
掛けられなかったんです。
18号を走ってる人達に笑って頂けたら幸いです。

夏野菜を整理して、秋撒きの　ほうれん草　ちんげん菜　ターツァイ等
もうすぐやってくる霜にも強いと言われる野菜たちを、撒きました。
果たして、ちゃんと育ってくれるのか？
夏野菜のときは、根性とビギナーズラックで大収穫祭でしたが
今度こそ、自然界の厳しさを思い知る事となるのでは？
直接店前の畑か、このブログにて　　乞うご期待。

知らなかったでしょ。

Ogossoの秋の玄関辺りの風景です。かとちゃん作の
すすきと三日月のタペストリーが素敵でしょう。
でも、知らなかったでしょ。


柱に巻き付くつる梅もどき、季節感があるでしょう。
でも、気が付かないでしょう。

んん？それそれ、そこなんです。Ogossoの大事な
ちっちゃな、ちっちゃなこだわりは。

知らなかったでしょ。本当にクモの巣はってるの。