わんこの瞳

譲渡犬と地域猫のまったり生活

チップ、ありがとう、やすらかに (1)

2017-06-25 22:00:44 | 日記
10年前、初めて保護犬のお預かりをさせていただき、mix犬の兄弟ナックとチップが我が家に来ました。
ナック チップ

ナックはすぐに里親さんが見つかりそれは良かったのですが、残されたチップは兄弟のナックと離れて毎日寂しそうな顔をしていました。
 

我が家には先住犬のパピヨンが2匹居たのですが、どちらも優しい性格でしたので、チップもお兄さん犬のパピーとサリーに徐々に馴れて明るい表情に変わっていきました。
左からパピー、チップ、サリー

それで、せっかく我が家に慣れてきたチップをまた違う環境に出すのは可哀そうに思えましたので、里親として譲渡していただきました。こうして2007年3月、チップが我が家の一員となりました。

それからのチップは生活に慣れてきたのかよく食べ、よく寝て毛艶も良くなり健康的なワンコになりました。
  

でも、ワンコなのに外で歩くのだけは苦手で、散歩しようとすると直ぐにひっくり返っておなかを見せてしまいます。ですから外出する際はカートが必需品です。


カートに乗せていると時々チップを見て「この子の犬種は?」と聞いてくれる方がいました。保護犬なので・・・、と返答に困っていると、「でも、すごく可愛い」と褒めてくださいました。確かにチップは色々な犬種が混ざっているのか、チワワ?ミニピン?豆しば?不思議なワンコです。でも、すごく愛おしい可愛いワンコです。