昨日は小田原で基礎トレに参加してきました。
この日はハンドアウトのプリントもいただきました。
その場ではChoco.がうろうろしたり、吠えたりすることもあるので、
聞き損ってしまったり、メモしたりできないので、後で読み返して
確認ができるのでうれしかったです。
この記事もプリントを見ながら思い出しながら書いています。
今年、チャーリーママさんのトレーニングでは
基本の基「名前を呼んでおやつ」を徹底的にやっています。
トレーニングというと、たとえば「停座」だと前・左・右側でオスワリなら
フロント・ヒール・サイドなど3種類のキューがあるのが一般的だと思います。
しかも厳密にいうと決められた位置でないと「正解」でなかったりします。
こういうトレーニングと違って「名前を呼んでおやつ」はとっても奥が深い。
犬を迎えたばかりの飼い主にとっては
「犬との絆を作るためのはじめの一歩として」
おうちや、家族が自分にとって安心できる場所・人たちになることの
約束ごとになります。
いろんな不安を持っている犬たちと飼い主たちにとっては
「リハビリ」になります。
この「名前を呼んでおやつ」では、
「名前」のところを
「おりこうさん」だったり「すごいね」だったり「いいこだね」だったり
いろいろ変化してもＯＫなのがいいですよね。
どんな状況であってもその言葉が犬にとって「いいこと」「うれしいこと」
「おちつくこと」・・・としっかりつながってくると
だんだんおやつの役割を「おりこうさん」「すごいね」「いいこだね」が
担うことができるようになるわけです。
「おりこうさん」と言われると、ふぅって力がぬけるとかね。
一生続けられる 犬に安心を与えられるトレーニング というわけです。
たとえば犬だってイライラすることがあると思うんですよね。
気になることがあるのに、それを確かめに行けないとかね。
そういう時に訓練では「NO」です。
リードショックを与えなさい、かもしれません。
チャーリーママさんは、「なだめる」とおっしゃいます。
「犬に媚を売る」というのではありません。
「落ち着こうよ」と犬に伝えるんです。
叱らずに伝える
ここが「散トレはリハビリ」の所以でもあると思います。
おかぁちゃんはこうやってはなちゃんに「落ち着こうよ」と伝えているんだと
思うんです。
ハーネスを真上に持ち上げているのも大事なポイントです。
このときに声かけもしているし、しかもずっと引き上げているわけではなくて、
次の瞬間にはゆるめることもしています。
だからハーネスをつかまれてもイライラがアップすることなく、はなちゃんもすぐに
「わかった」って力がぬけた、リラックスした姿勢になりました。
これは、「ハーネスをつかまれた」
「そんなことするなぁ」じゃなくてはなちゃんにとっては「ハーネスをつかまれた」
（おかぁちゃんの声）「安心できること」だとおかぁちゃんと約束できているから伝わるんだと思うんです。
「名前を呼んでおやつ」・・・やっぱりここに戻るんですよね。
チャーリーママさんのトレーニングが長いおかぁちゃんとはなちゃんのこういう
関係をいつも目標に置いているワタシです。
今回もデモをやることで飼い主が「名前を呼んでおやつ」の理解を深め、
人に伝える力を付ける、練習をしました。
小田原デモ部長はなちゃん、
はなのおかぁちゃんの笑顔につられて・・・黒柴はなちゃんが・・・
「名前を呼んでおやつ」の極意を間近で見ようと接近中か？
Choco.は自分の中で「自己紹介」
「デモ」=（正解）ごほうび・・というシナリオが出来上がっていると思われます。
横浜散トレのときに気がつきました ←
自己紹介が終わりママさんの講義が終わるまではリラックスしていたのにね。
この日ももちろんデモをやらせろ！要求吠えでした。
なので、今回はデモをしませんでした。
この勘違い回路はトレーニング経験している犬に多いかもしれません。
「行動」と「正解」が曲者だったりします。
原っぱで基礎トレをした後は・・・
いつもは海に行くのですが、昨日は街中トレ。
それぞれの課題は違っているけど、「みんなちがって、みんないい」そんな感じで
歩きました。
今回のクラスメート・・・あれっ？コロンちゃんはどこ？
コロンちゃんのまわりにはいつも人垣ができていたのを思い出しました。ごめんね～。
長くなったので放課後トレは明日・・
