証拠金制度

ＦＸと外貨預金との大きな相違が「証拠金制度」です。
証拠金制度とは取引するために必要な預け入れ金（担保金）のことです。

ＦＸ開始するには、取引業者に口座を開設する必要がありますが、
その際に一定のお金を担保として預け入れます。この担保金が「証拠金」「保証金」と呼ばれるものです。

証拠金制度にはレバレッジ（証拠金率）という考え方があり、
レバレッジが4倍の場合は1ドル＝100円であったとしたら、1万ドルを購入するためには100万円が必要となりますが、それを25万円で購入することができます。

また、同じ100万円で4万ドルまでの購入が可能となります。つまり、実際に使える金額の何倍もの大きなお金を扱えるのです。

簡単に説明すると、レートが5円円安になれば、1万ドルの取引なら利益は5万円ですが、レバレッジが4倍なら儲けは20万円になるというわけです。

もちろん逆に損をすれば、損失額がレバレッジの分×何倍になるというリスクもあります。

リスクはありますが、取引方法をしっかりと理解して行えば、危険なことはそれほどありません。

そもそもこの設定はご自身で行うため、知らない間にレバレッジが10倍になっていた！！などということはあり得ませんので、どうぞご安心下さい。

また、逆指値注文という方法で損失が大きくならないようにすることもできます。
逆指値注文を利用すれば、ご自分の予想を超えた大きな損失を出す心配がなくて安全です。