概要の一部はWikipediaから参考に引用
陰湿で重苦しい雰囲気の薄気味悪い長い廊下を、2人の修道女が歩いている。
不安気で怯えた表情の若いシスターと、表情は硬いが覚悟を決めた面持ちの先輩シスター
廊下にはいくつもの十字架が天井や床にある…やがて『神はここで死す』と描かれた突き当たりの扉の前で立ち止まる。
若いシスター「ほんとうに大丈夫ですか?」ブルブル🥶怯えて今にも泣きそう…
先輩シスター「やるしかない。信じるのよ!」
若いシスター 頷く。
先輩シスター 十字架の鍵🗝を握り締め、そこからは1人で歩みだし扉の向こうへ消えていく…
若いシスター 先輩シスターの後姿を見送りながら膝まづき、「天にまします我らの神よ…」とお祈り。
…祈っている最中に、扉の奥から先輩シスターの悲鳴「ギャー」
若いシスター 恐怖で泣き出す
足跡が近づいてきて、暗闇から血まみれの先輩シスターが十字架の鍵を若いシスターに託し「頼んだわよ、憑依されないで」と言い残し闇の向こうに引きずられて消える。若いシスターは、泣きながら来た道を駆け戻る。個室に入り、ドアを背に縄を掴み窓辺へ。縄はベットの片脚に括り付けられている。来た方を振り返る…ドアがギィ~っと開く。えらいデカい黒いシスターが近づいてくる。恐怖に慄く若いシスター。十字架を握り締め神に許しをこう。首に縄をかけ飛び降りる。窓辺に近づく邪悪なシスター。壁の十字架がゆっくり逆さまになり炎上した所で…
この映画名『THE NUN』
舞台はかわり…バチカン市国
呼び出されて特別任務(不思議狩り)の命を受ける「バーク神父」
ルーマニアの修道院で尼僧が自殺した原因の調査を依頼される。修道女の自殺は大罪…バチカンに対し何か裏があるのでは?と疑う神父。あるとすれば、修道院が原因だと言うお偉方。男子禁制エリアもあるかもしれないだろうからと、子ども達に人気の見習い尼僧の「アイリーン」を連れていくよう言われ、アイリーンを伴ってルーマニアの山奥ビエルタン村に向かう。。。
アイリーンは見えないモノが見えるなど、不思議な力を持っている。
ビエルタン村では定期的に修道院に食料や資材を届けている「フレンチ」通称…が、聖カルタ修道院にいつものように配達に行った際、尼僧の首吊り遺体を発見する。
神父と見習いは、その第一発見者であるフレンチを訪問する。何とか頼み込み、フレンチに案内人になって貰い、問題の修道院へ。
その修道院の歴史は、暗黒時代、ルーマニアの聖カルタ城で、オカルトに興味を持った城主の聖カルタ公爵が悪魔を召喚した。その結果、『地獄の侯爵 ヴァラク』が召喚される。しかし、バチカンの使者により儀式の途中で襲撃され、失敗。聖遺物“キリストの血“で地獄の扉を封印し、封じ込める事に成功する。その後、教会が城を占拠し、悪魔が再び出てこないよう、何世紀にも渡り礼拝が続けられたきた。しかし大戦中に修道院が空爆され、再び地獄の門が開きヴァラクが復活する。以後修道院内で猛威を振るう。修道女達の犠牲は極限を迎える。最後の2人となった尼僧達が、悪魔の封印を試みるが失敗に終わる。
そこへこの度の調査任務(修道院は神聖か否か)でバチカンから派遣された神父とシスターの2人は、調査の結果ここはもう神聖ではない…という判断をし、見習いシスターアイリーンは悪魔を封印する為に終生誓願をバーク神父に依頼。生涯を神に捧げる決意をする。
修道院に2人を迎えにくるために戻ってきたフレンチも加り、バーグ神父とアイリーンで、悪魔に対抗する為の聖遺物『キリストの血』を館内から見つけだし、悪魔封印に向かう。
壮絶な戦いの末、途中で襲われたりしながらもなんとか地獄の扉を閉じ、ヴァラクの再封印が達成するが…ヴァラクは一瞬の隙にフレンチに憑依。
フレンチの首元に逆さ十字が現れた所で物語は終了する。
初めてみたのは夏休みの夜中から朝からにかけて1人で。終始独り言で怖い怖いの連発‼️
キリストの血って何?みたいな様々な突っ込みどころはあるとしても面白かったです。
他の方のレビューにバーク神父は何の役にもたってないとあったが、アイリーンを見習い→シスターになる儀式を執り行った(グッジョブ👍)バチカンからは調査の依頼で悪魔退治しろとまでは言われていない(暗にはしろと言ってるが)が、このままでは帰れない…悪魔を封印すると決めたアイリーン。それに賛同する他メンバー。扉の向こうへ進んで行くシーンは、ハラハラドキドキ💓の連発でした。無事封印成功(❓)して帰路につくシーンでは感動しました。
しかしヴァラクも何もシスターコスプレしなくてもいいのに…(笑)悪魔もこの格好が気に入っているのか?
これ以外に『アナベル 死霊人形の誕生』も見ました。こちらも面白かったです!!同じくツッコミどころありますが😆