平成24年4月3日(火)
今年度の目標です。
近代建築の三大巨匠の一人、建築家「フランク・ロイド・ライト」
ライトはよく次のような質問を受けた。
「自分の今までつくった作品のなかで最も好きな建物は?」
それに対する答えがこの言葉である。
彼は常に過去に留まることなく未来を目指して生きていた。
だから日常生活で買い物などに出かける時に、
たとえ忘れ物をしても取りに戻ることをしなかった。
設計においてもその建築が出来上がると、
それに満足することなく、その作品を過去のものにした。
常にライドが関心を寄せたのは次の仕事であった。
何事もそうだが、現在のものに満足してしまっては、
次なる発展や進歩は望めないのである。
(中山繁信)
略歴
フランク・ロイド・ライト(1867~1959)
「近代建築の三大巨匠」の一人とされたアメリカの建築家。
そのスタイルは有機的建築とも呼ばれ、
主要作品に、カウフマン邸、グッケンハイム美術館、旧帝国ホテルなどがある。
出典
「建築家の名言」
著者:Soft union
発行:㈱エクスナレッジ