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自己責任問題と年金未納問題の類似点

2004-05-17 04:23:50 | 国内
どちらも自分のことを棚にあげて他人のことを非難したことが一番問題であったと言う点ではすごく似ていると思いますがどうでしょうか?

イラクで誘拐された日本人が非難を受けたのは、自分たちにも責任の一端があるにもかかわらず、政府批判や自衛隊撤退などと言う関係のない主張を家族や支援者たちが繰り広げたからです。

民主党の菅氏が辞任に追い込まれたのは、自分も未納だったのに「未納三兄弟」だなんてふざけた言葉を使って非難していたからです。以前「疑惑のデパート」という言葉を使って人を非難した人もいましがあの人も消えましたね。(また参院選に出ようとしているというニュースもありますが。)

ここへ来て小泉氏が任意期間に年金制度に未加入だったことを批判されているようですが、これは客観的に見ておかしいです。
任意期間である以上、それに加入するかどうかはまったくの自由なはずです。ですから加入していないことは問題ないし、その期間払っていなくとも当然問題ありません。ですから小泉氏が未加入期間があったのに”完納している”と発言したことを非難している連中は、そういった簡単なことが理解できていないわけです。(無論意図的にやっているのでしょうが...)

一般人へのインタビューで小泉さんに対して批判が出ているように言っているマスコミもありますが、「完納しているといったにも関わらず、未加入期間があったことがわかりましたがどう思いますか?」なんてネガティブな問いかけ方をしたことは容易に想像できます。