今日は、心臓カテーテルの検査中、患者さんが、緊急事態になった。
みんな慌ててしまったけど、一番上の先生が冷静にリーダーシップをとってくれたから、みんなも声を出しあって協力ができ、なんとか患者さんの命を守ることができた。
私も、一スタッフとして「患者さんを助けたい!」と心から思って、対応した。きっと、あの場にいた人間は、みんなそう思っていたと思う。そんな、みんなの思いが通じたのか?患者さんは、無事に病室に戻ることができた。とても嬉しかった。
やっぱり、現場において、チームワークは大事だと痛感した。チームワークの歯車が少しでも狂ったら、今日みたいな場合、患者さんは、いくらでも悪い方向に向かってしまうと思う。だから、私の中だけで、今日のチームワークを、医龍のチームドラゴンにちなんで…確か、家のドクターの名前は「たか〇〇」だった気がするので、チームホークと名付けようと思った。これからも、チームホークは、今日のチームワークを活かして頑張っていけると思いました!
なぁんて、ホントは、緊急事態にならないようにしないといけないんだけど、現場では、こんなことも、ほどほどにあります(医療ミスとかではなくて)だから、緊急事態の対応も現場では、すごく大事なんです。
ここまで、私たちが頑張った…みたいに言っちゃいましたが、ホントは、一番頑張ったのは患者さん自信です。あのような緊急事態になって、助かるか助からないかは、患者さん自信が「生きたい」と思うことが一番重要なんです。ずっと前に、東名の事故で重体になってた男の子が、事故の時のことを語ってくれたんです。「車が横風にあおられて横転した。隣の〇くんは動かないから、大丈夫かな?と思ったけど、自分もかなり苦しかった(彼は、肺挫傷で大量出血をしていた)でも、両親に何も恩返しをしていないし、まだ死ねない…と思った。でも、その後、意識がなくなった」と言っていたんです。彼は、来院時、血圧が50まで下がっていて、瀕死の状態でした。確かに、高度医療と集中治療を施しましたが、この話を聞いて、やはり何より「生きたい」という気持ちが彼を救ったんだ…と思いました。だから、ナースは人の「生きたい」をサポートできるとよいですね。
なぁんて、今日は、熱く語っちゃいましたが、実際の私は、なんちゃってナースなんですけどねぇ…(^_^;)