2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定) コメント日が 古い順 | 新しい順 ヴォルテール! (kazuou) 2006-06-21 21:43:58 ヴォルテールはすごいですよね。彼のどの作品にも、権威や権力に対する不信感、ひいては徹底した価値の相対化、といった面が強く現れているように思います。小説作品においては、そうした思想を実に洗練したやり方で、物語としても面白く読ませる手腕はただごとではありません。18世紀という時代を考えると、確かに当時のヴォルテールの絶大な名声もうなづけるというものです。旧訳版岩波文庫の『カンディード』は、岩波文庫ワーストセラーの一位だったそうですが、まったくおかしな話ですね。 返信する ですよね! (ntmym) 2006-06-21 23:27:51 kazuouさま、こんばんは!>権威や権力に対する不信感、ひいては徹底した価値の相対化、といった面が強く現れているように思います。おっしゃる通りですねー。そして、それにも関わらず物語としての面白さを十分に保持しているのには、私も全くうならされました。展開はだいたいワンパターンなのに、それでも面白くて仕方がありませんでした。凄いぞ、ヴォルテール。しかし、ワーストセラー1位って……。あんまりですね; こんなに面白いのになんででしょう? 新訳版はもっと売れてるといいなあ。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
彼のどの作品にも、権威や権力に対する不信感、ひいては徹底した価値の相対化、といった面が強く現れているように思います。小説作品においては、そうした思想を実に洗練したやり方で、物語としても面白く読ませる手腕はただごとではありません。
18世紀という時代を考えると、確かに当時のヴォルテールの絶大な名声もうなづけるというものです。
旧訳版岩波文庫の『カンディード』は、岩波文庫ワーストセラーの一位だったそうですが、まったくおかしな話ですね。
>権威や権力に対する不信感、ひいては徹底した価値の相対化、といった面が強く現れているように思います。
おっしゃる通りですねー。
そして、それにも関わらず物語としての面白さを十分に保持しているのには、私も全くうならされました。展開はだいたいワンパターンなのに、それでも面白くて仕方がありませんでした。凄いぞ、ヴォルテール。
しかし、ワーストセラー1位って……。あんまりですね; こんなに面白いのになんででしょう? 新訳版はもっと売れてるといいなあ。