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傑作、ですね (kazuou)
2006-10-24 12:26:15
この作品、たしかにすごい作品かも。

SF史の本などで、よく言及されていたので、興味はあったのですが、どうせつまらない純文学風の作品だろう、と思って手を出さずにいました。早川の〈世界SF全集〉では、チャペックと同時収録になっていたので、チャペックのついでに読んだわけですが、『山椒魚戦争』にも劣らない出来ですね。

世界があっけらかんと滅びてしまう展開にまず度肝を抜かれます。しかもそれをスラップスティックといってもいいほどのユーモアの語り口でつつんだところが、またすごい。

岩波文庫あたりで復刊してもいい作品だと思います。
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あっさり (ntmym)
2006-10-24 17:44:26
kazuouさん、こんにちは!



ほんとにアッサリと滅んじゃうんですよね。私もびっくりしました。喜劇も悲劇もあまりに淡々と描かれているので、かえって衝撃を強く受けてしまいましたよ。いやー、すごい。



私も、古本を探していて、『山椒魚戦争』と一緒に収録されているのも見たのですが、この2作品をセットにするというのもすごいと思いましたよ。

通して読んだら、絶対へこみそう…; まあ、私はどちらも好きなんですけど、やっぱ疲れるだろうなあ。でも良い取り合わせですね。



分量はたいしてないので、たしかに文庫で出てもいいですよね~。もっと手に入りやすくしておくべき作品だと思います。
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