Buna seara!!! (こんばんは)
前回告知でいくと テーマ 「ホテル」 の予定でしたが
予定変更! 本日は
「タクシー」
について お話ししたいと思います♪ ホテルは後日お届けしますのでもう少々お待ちください(>△<)
黄色いタクシーの写真は 信号待ちで停車しているところを 宿泊先の窓から撮影したものです。
タクシーの運転は荒く スピードが速い。 びびりのわたしには少し怖かったり 笑
日本では 気軽につかえて便利なタクシーですが、
ルーマニアでは 少し感覚が異なる模様… 違法なタクシーがたくさんあるのでむやみに乗らない方がよいです。
高額請求をされる場合があり、注意が必要なのでぜひ頭の片隅にいれておいてください。
まず、以前触れましたが 空港付近のタクシーは ぼったくり が多いのであまりおすすめしません。
空港からホテルの送迎は 日本を発つ前に 現地旅行会社の送迎を予約していくほうが無難です。
では、違法なタクシーと合法タクシーの見分け方。
1.ホテルのフロントに頼んで呼んでもらうタクシーは ほぼ安全
2.大手のタクシー会社のうち有名な会社 COBALCESCU、TAXI 2000、 SPEED TAXIなどがある(2012年7月現在)
3.街中でどうしても乗らなくてはならない状況の場合(違法がうようよ走っているので…)
タクシーに乗る前に 会社名のチェックを。
例えば TAXI 2000が TAXI 200 の表示になっている(これは 違法タクシー)
そして、料金メーターがついているか 2個ついているのも怪しい、要チェック!
4.合法タクシーでも チップは必要です。(3レイ~5レイ)
5.ルーマニアの法律により タクシーの初乗り料金 は車両に表記することになっています。
表記されているコンマの位置を欠かさずチェックしてください!!
1,39LEI(2012年7月現在 正規の料金)のはずが
あれれ…1.3,9LEIの表記。。。 このタクシーは初乗り3,9LEIらしくいわゆるぼったくりタクシーの一種
さて、ここまでは少し 怖いお話でしたが 気分転換に ルーマニアらしいちょっぴりおかしなエピソードをお話ししますね♪
~ はらぺこドライバー~
レストランで食べきれなかったpizzaをTake outしてタクシーに乗りこんだ時のこと。
「なんていい匂いだ~」と何度も何度も繰り返し口ずさむタクシードライバー。
タクシーの降り際に「食べますか?」と一応、聞いてみると、
ドライバーは意気揚々と返答!
「オオカミみたいにお腹がすいてます。」と、ルーマニアでは腹ペコを意味する時によく使う表現で空腹度をアピール。
ちなみに、ルーマニアでは食べ物やお金を寄付する行為は、あげた人を通じて天国にいる自分の大切な人に届けるイメージがあるそうで、この考え方は宗教と大きく関係しているようです。
ピザを差し上げ 降りた3日後、
タクシーに乗ったら、また同じドライバーに遭遇しとても驚いたそうです。
~開き直りドライバー~
有名なタクシー会社FLAMINGO TAXI(フラミンゴタクシー)へ乗り込んだ時のこと。
なんとメーターがない。よくよく見たらFAMENCO TAXI(フラメンコタクシー)と書いてあるではないか!
「これって、違法ですよね?」と問い詰めたら、
「自分はフラメンコの曲が好きなだけ、あくまでも個人の趣味でこのステッカーを貼ってる・・・。」とドライバーは開き直った。(おそらく警察にもこんな言い訳をするのでしょう)
「では、メーターがないのにどうやって計算するのか?」
「○○までいくらお金を取るのか?」と尋ねたところ、
正規の値段よりちょっと高いくらい。。。の額を提示してきた。
その日は運悪く雪が降っていて他のタクシーもつかまりそうにないし・・・・だったら、まぁいいかと乗ることに。
道中、事情を聴いてみると、正規のタクシー会社の看板をもらうには、結構お金がかかるのだがとてもそんな余裕はない。家族にパンを買わなくてはならないからとやむを得ず・・・ということらしい。
ちなみにFLAMINGO TAXIは、有名会社ですがつい最近潰れたそうです。
~自由気ままなドライバー~
タクシーを発進させて早々 たばこをプカプカ吸い始めたドライバー。
同乗者全員 苦手なのでやめて頂けませんか?と声を掛けたところ
窓をあけ ごめんなさい何も気にしていなかった と謝るドライバー。その後は 配慮してくれたのでなごやかムード。
走らせること数分、隣の車線を走行していた女性が 右折車線に並んでいたタクシーの前に割り込もうとした。
停止線間近でスペースもなく 女性は直進の車線のまま。
信号が赤になり タクシーと並列になった。
窓が開いていたこともあり 女性はドライバーに向かい罵倒
ドライバーも負けじと言い返す。大ゲンカ勃発
現地スタッフの通訳によると なんで割り込んできたんだ などという言い合いから
相手をけなすような 悪い言葉やピーっと放送事故になりそうなルーマニア語をつかってたらしいです。
信号が青に変わり 捨て台詞を吐き 女性の車は去っていきました。
その後は タクシードライバーさん またまた 謝罪。
あまりの迫力に 唖然とする わたしたちでした。
楽しい旅には ハプニングがつきものです。
タクシーに乗る際は 特にお気を付けください!!