教育支援協会北海道

NPO教育支援協会北海道の活動内容を紹介するブログです

「学びあい・支えあい」プログラム 和太鼓発表会 札幌市東区

2007年08月31日 | 活動日誌
今年の北海道は事業が目白押しです!

8月28日、7月に「和太鼓に親しむ会」で4回に亘り学んだ和太鼓演奏の
発表会を開催しました。



これは文部科学省委託事業「学びあい・支えあい」地域活性化推進事業
という、その名の通り、地域の方を指導者にお迎えしてお互いに学びあう機会を
通してコミュニケーションのさらなる円滑化を目指したものです。

当日は約60名の町内の方々にお集まりいただき、また三味線や民謡のボランティアの方
にもお手伝いを戴き、演奏する方々もまた鑑賞する方々も一体となって
とても楽しいひと時を過ごされました。



北海道支部では今後もこのような地域に密着した事業を行なって参ります。
皆さまのご理解、ご協力をいただきたく、宜しくお願いいたします。

9月は「陶芸教室」さらに「漢字マスター養成講座」があります。
まだまだお申込は間に合います。詳しくは下記のURLをご参照ください。

   http://npokyouiku.cool.ne.jp/

皆様のご参加をお待ちしておりま~す。

okada/sapporo


J-SHIEN養成講座 in Sapporo

2007年08月30日 | 活動日誌
十勝で感動と感涙の自然体験活動「北海道特別プログラム」が終盤を迎えようとしている頃、札幌では8月25日・26日の2日間、感激のJ-SHINE 養成講座が開催されました。

 特別講師に岩村圭南先生をお迎えし、井熊ひとみ先生、山口隆博先生を始めとする講師の方々の教育に対する熱いメッセージに目頭になにやら光るものを浮かべていた受講生の方々もおられました。

 ふだんラジオでしか聞くことのできない岩村先生の軽妙なtalkに参加した80名の皆さんは感激して聞き入っていました。最後の先生からのメッセー"Practice,practice,practice"もしっかりと受け止めていました。

 また2日目におこなわれた榎本先生のworkshopもphonicsあり劇のworkoutありで大いに盛り上がり、充実した2日間となりました。受講生のみなさん、今後も資格取得目指して頑張りましょう!





自然体験活動「北海道特別プログラム」-14日目 最終日

2007年08月28日 | 活動日誌
<8月28日(火)十勝は雲ひとつない快晴に恵まれました。十勝の空も、子どもたちを明るく見送る準備は万端です。>

 朝起きると雲ひとつない快晴。これを「十勝晴れ」と呼びます。十勝は全国でも日照率の高さが有名です。

 07:30朝食ー08:30チェックアウト
午前中、数年前までギネスブックに載っていた「世界一の花時計」があるハナックという公園の木陰でClosing(ふりかえり)の会を行いました。
子どもたちとスタッフ全員が丸くなって座り、14日間の活動を振り返りました。
(みんな最初の日から昨日まで何をやったか、何を食べたか、そのときどうしたか・・・よく覚えていました!)

 そして、活動で楽しかったことや辛かったことを「まとめシート」に記入しました。
この時間に、活動初日から4日間ボランティアで参加してくれた、大谷短期大学の学生さんがみんなにお別れを言いに訪れてくれました。

 ランチのあとは、一路空港へ。
空港では子どもたち全員が一人ずつ、スタッフにお礼を言ってくれました。
それから、スタッフから子どもたちに一言ずつお別れの言葉がありました。

 14日前、とかち帯広空港に到着した時には青白かった子ども達が真っ黒に日焼けした姿をあらためて見ると、毎日の体験活動を通してたくましくなったな~と感じます。
厳しい訓練に耐え、初めてのものに臆することなく挑戦しました。たくさんの新しい出会いがありました。

 手を振りながらゲートに消えていく姿を見送りながら、頑張ってきたみんなのこれまでが頭の中をフラッシュのように駆け巡り、胸の中が熱くなるものを感じました。

 この活動に参加してくれた全ての人に感謝をして、14日間の報告を終了します。

 ありがとうございました。


Yasue(キャンプネーム・マクゴナガル、NPO教育支援協会北海道支部 安江こずゑ)

自然体験活動「北海道特別プログラム」-13日目

2007年08月27日 | 活動日誌
〈いよいよ今日の宿泊が最後!今日の十勝もいい天気で暑かった!こんな年ありませんね~〉

長かった北海道キャンプも明日で終了。
今日の午前中はのんびり荷物の整理と使わせてもらった自然の家の掃除に費やしました。


今日は元の生活に戻る準備です。清水町を離れ、十勝の開拓を担った『ばんば』を見にばんえい競馬場→夕食はバイキング→十勝川温泉はにうの宿(温泉付きの簡易宿泊施設)という流れでした。


ばんえい競馬場に着いて先ず、馬の資料館を見てまわりました。次にパドックや実際のレースで本物のばんばを見て、子どもたちはばんばの大きさにびっくり。
そりゃそうです。今まで慣れ親しんでいた『どさんこ』の2倍以上の大きさです。

ばんばの後はバイキングでした。お肉、野菜、えび、そして、何より楽しそうにしていたのはジュースや綿菓子などの甘いものでした。このキャンプではおやつらしいものはなかったのでこちらも大喜びでした。




もうすっかり都会の子どもに戻っています。

そんなこんなで最後に温泉に浸かってキャンプ最後の夜を過ごしました。

今日、一番印象に残ったのは清水町の自然の家を出発して帯広市内に向かっている車の中で子どもたちが自然に卒業式で使われるような歌(贈る言葉など)を歌いだしたことです。
子どもたちの中に『何か一つのことをやり遂げた』という実感があったのではないかと思いました。

明日は楽しかったこと、つらかったこと、色々な土産話を山ほど持って横浜に帰ります。


Yasue(レポートNick)

★明日空港で見送りをした後で、最後の報告をします。

自然体験活動「北海道特別プログラム」-12日目

2007年08月26日 | 活動日誌
<8月26日日曜日 今日も晴れ>

 馬旅キャンプの2日目・・・下界に戻る日です。

 昨日、技能の集大成と書きましたが技能は何も乗馬の技能ばかりではありません。
テントを自分たちで張ったり、食事を自分たちで作ったりすることも含まれてい
ます。

 昨日の夕食に続き朝食も自分たちで作ります。火加減、ゆで加減、味付けは全て
自分たちで判断して作らせます。大人は口出ししません(作る料理も今までのキャ
ンプで作ってきたものを作らせていますので、まったく知らない料理ではありま
せんし、作り方のおさらいもしました)。

 キャンプの前半は自分たちで動くことができず「何をすればいいの?」とスタッ
フに聞いたり、指示されて大人に言われたとおりにやっている場面もありました
が、この日の朝食作りは食事の当番でない班の子どもが作り方が分からない子ど
もの手伝いをしたり、やり方を教えたりということが自然とできてきました。


 朝食後、全ての荷物を片付けて厩舎に向かって昨日来た道を戻りました。

 午後は旅の疲れを癒すため、のんびり過ごそうと町の銭湯にいきました。
この時だけは、風呂上りの1杯を買ってほっと一息・・・(ビールじゃありません、牛乳です)




「コーヒー牛乳、もう一杯飲みたい」という子どももいましたが、「明日、自分
で作れば」と言うと「明日絶対作ってやる」といっていたので明日が楽しみです。

 お風呂を出て、少し休憩した後、食事を作る班と馬のお世話をする班に分かれて
普段どおりの仕事をしました。

「馬と一緒に暮らす」という横浜の子どもたちにとっては非日常的なことが、この
キャンプで日常のものになっています。




 明日はいよいよ活動の最終日・・・さて、どうなることでしょう?

...To be continued...

Yasue (レポート Nick)



自然体験活動「北海道特別プログラム」-11日目

2007年08月25日 | 活動日誌
<今日も暑い一日でした。雲ひとつ無いこの青い空!!みんなの頑張りを神様が祝福してくれているようです。もうひと息だよ!ガンバレ~~!!>


 今日から馬旅キャンプです。
このキャンプのクライマックスです。

 目指すは十勝平野が見渡せる丘の上…

 前半後半二つのグループに分かれ交替で自分たちが今日まで生活を共にしてきた馬に乗ってゴールを目指します。

 森を抜け、川を渡り、草原を走り、最後の斜面を登り、丘のてっぺんに無事ゴールしました。

 これまでのプログラムで得た技能の集大成であり、人と人、人と馬との関係をより深める旅です。

 この一泊の旅が子どもたちにどんな変化をもたらすか?


            
 キャンプの終わりに向けて大切な夜です。
みんな、何を話すのかな?何を想うのかな?




...To be continued...

Yasue(レポート&写真 by Teru & Nick)

自然体験活動「北海道特別プログラム」-10日目

2007年08月24日 | 活動日誌
8月24日(金)
   <あぁ…子どもたちのこの成長をご覧ください…!>

今日で乗馬レッスンも最終日・・・
明日からの馬と一緒に森を旅して、テントに泊まる馬旅キャンプができるかどうかの正念場です。
今日馬をちゃんと操れるかどうかで馬旅キャンプに行けるかどうかが決まります。

隊列を組んで進む練習、早足で進む練習などなど、馬軍曹の次郎さんの指示に従って馬を操っていきます。

最初のころと比べると格段の上達ぶりです。

最後に修了試験として森の中の短いコースを馬に乗って回りました。ここをちゃんと回れないと馬旅キャンプに行けません。
細い橋を渡ったり、坂を上ったり下りたり、乗馬レッスンではなかった道を渡り、戻ってきました。

試験の結果は、見事、全員合格!!

みんな大喜びでした。
明日はどうなることでしょう・・・・・

...To be continued...


Yasue(レポート Nick)

自然体験活動「北海道特別プログラム」-9日目

2007年08月23日 | 活動日誌
〈清水町再び〉

今日からまた馬プログラム再開です。
5日ぶりの馬との本格的な接触です。

最初はなかなか馬をコントロールすることができず、馬具を付けるのも一苦労…

ちょっと遠足が長すぎたのか、今日は馬に乗るのは無理かなぁと半分あきらめました。

けれどもそこは『馬に乗りたい』という気持ちが勝って見事に乗馬レッスンに入ることができました。

プログラムも後半に入り『馬との共同生活』にどっぷり浸かりながら自然や命についてたくさん学んでもらいたいと思います。


Yasue(レポートNicK)

自然体験活動「北海道特別プログラム」-8日目

2007年08月22日 | 活動日誌
<エールセンターでの河川の活動 2日目> 

今日も30℃を越えた帯広ですが、風がある程度ありました。

今日の午前中はEボートにチャレンジしました。
支流にボートを浮かべて遊びました。
写真は、カヌーに乗って伴走している輝さんが取ったものです。

8人で力と呼吸を合わせないとボートはうまく進めません。

最初は掛け声も出ていなく、みんな漕ぎ方がバラバラだったので、ボートがまっすぐ進んでくれません。

しかし、やっていくうちに少しずつ声も出るようになり、『左側もっとこいで』とか『右がんばれ』とか互いに声を掛け合いながらまっすぐ進もうとしていました。

最後は一人乗り用のカヌーに乗った輝さんと、ボートに乗り込んだところまで競争しました。Eボート乗組員の子どもたちにとって共通の敵ができたせいか、その時だけは大きな声で『イチ・ニ、イチ・ニ』と全員一体となってボートを漕ぎだしました。

結果は正真正銘の引き分けでした。

お昼を食べて、テントを片付け、ベースキャンプである清水町自然学校へ帰りました。
5日間の〝遠足〟は終わりました。

明日からは「馬のプログラム・仕上げ」に入ります。
さて、どうなることでしょう。

...To be continued...

Yasue (レポート Nick)


自然体験活動「北海道特別プログラム」-7日目

2007年08月21日 | 活動日誌
<今日も暑い一日でした。いよいよ遠足最終地、「十勝エールセンター」での河川の活動です。

午前中に音調津の滞在先「海星寮」の後片付けをして、帯広市「十勝エールセンター」に移動しました。移動距離約100KM・・・十勝は広い!!

「十勝エールセンター」では、一泊二日のキャンプをします。
公園のような敷地内の好きな場所を自分達で選んでテントを張ります。
まずは、各自のテントの設営を、輝さんの指示通りに行います。(写真上)

そのあと、「十勝エールセンター」の岩淵さんに川遊びの注意と装備(ライフジャケット、ヘルメット、シュノーケル、魚をすくうアミ‥)について説明を受け、すぐ近くの清流・札内川へ向かいました。



札内川の支流は浅いので、川遊びの内容は〝ラッコ流れ〟や〝稚魚すくい〟などです。流れに身を任せてゆっくり流れていきます。気持ちいい~~



これまでの7日間で、山の活動、海の活動、川の活動を経験しました。
子どもたちにとって、どれが一番心に残ったでしょう。
やっと折り返し地点。残りの一週間、さて、どうなることでしょう・・・

...To be continued...

Yasue


札内川(さつないがわ)は北海道十勝支庁を流れる十勝川水系の一級河
    川。 日高山脈の札内岳近くを源とし、十勝平野を北東へ流れ、帯広市の
    東で十勝川に合流する。
    河川名の「サツ・ナイ」とはアイヌ語で「乾いた川」を意味する。
    国土交通省の行っている一級河川の水質調査において平成3、5、7~9、
    11、14年の7回、1位に選ばれている。