今日から桃「あかつき」の仕上げ摘果作業に入りました
作業前
作業後
桃の最終着果量は、最初に着いた花芽の僅か5%です
仕上げ摘果作業で着果量6%ぐらいまで
良い果実を残して摘果していきます
しかも、作業出来る期間は硬核期(種が硬くなる時期)開始予定の
6月11日頃まで
気合いの10日間が始まりました
今日から桃「あかつき」の仕上げ摘果作業に入りました
作業前
作業後
桃の最終着果量は、最初に着いた花芽の僅か5%です
仕上げ摘果作業で着果量6%ぐらいまで
良い果実を残して摘果していきます
しかも、作業出来る期間は硬核期(種が硬くなる時期)開始予定の
6月11日頃まで
気合いの10日間が始まりました
今朝、やけにバタバタうるさいなと目を覚ますと
折角設置したさくらんぼの雨よけビニールが
昨夜からの強風で剥がされているじゃないですか(泣)
今、雨に当たるとさくらんぼが割れてしまうので
朝からノンストップで、お昼まで応急処置をしました
終了直後に雨が降り出してきて、ギリギリセーフ!間に合って良かった(笑)
25年栽培していて始めての出来事です
疲れました〜
5月は記録的な降水量の少なさで、干ばつになっていますが
さくらんぼが、雨に当たって裂果する時期になったので
さくらんぼハウスを雨よけのビニールで被覆しました
これで、何時雨が降っても大丈夫!
畑全体を網で覆って、屋根までかけて、なんて過保護な果物なんでしょう(笑)
さくらんぼに雨は大敵だけど
農作物全般には、そろそろ雨が降らないと困りますね
さくらんぼは、赤く色づいてくると
鳥さん達がやって来て、全部食べられてしまうので
さくらんぼ畑全体を、防鳥ネットで囲ってしまいます
面積があるので、結構凄い作業です
これで完璧!と思いきや
1シーズンに何度かは、命しらずの特攻隊鳥が
網を破って侵入してきます
困ったもんです
りんご畑と桃畑に性フェロモン剤コンフューザーを取り付けました
りんご
もも
性フェロモン剤利用は、福島市が平成8年より全国に先駆けて実施している
大幅に殺虫剤を減らす事が出来る、人と環境に優しい安全・安心な取り組みです
*性フェロモンを利用した減農薬のしくみ*
オス虫は一定の時期にメス虫の出す交尾のサインにより相手方にたどり着きます
性フェロモン剤を使用する事で果樹園の中に常にニセのサインを充満させておく事が出来ます
オス虫は、このニセのサインの余りの多さに戸惑ってしまいメス虫にたどり着く事が出来ません
こうして子孫を残す事が出来なくなり、殺虫剤散布をしなくても
害虫から実や葉を守る事が出来る訳です。
10aあたり100本、高さ2メートル位の枝に取り付けます
りんごで5種類、桃で4種類の害虫に効果があります
独特の匂いが園地に広がります
今夜は福島大学の経済学研究科、産業復興学の講義を受けてきました
講師は、当園も参加する「ふくしま土壌クラブ」でもお世話になっている
福島大学准教授農学博士の小松知未先生で
「農産物の自給・地産地消・販売の回復-消費者意識と地域の実践から-」
の議題で行われました
「ふくしま土壌クラブ」の活動紹介もあり、少し照れましたが
とても勉強になりました
当園は果樹農家ですが、自家消費米を作っていて
今日は田植えを行いました
今年二度目の日の出出勤(笑)
もちろん愛機は自走式二乗植え田植え機(足が筋肉痛でパンパンです)
今年は天気にも恵まれ
これぞ日本の原風景と感じる最高の田植え日和でした
今日の最高気温30.0度!真夏日
もちろん今年最高!急な暑さに体がついていきませんでした
そんな中、りんご「サンふじ」の一輪摘果作業が始まりました
今年は霜害の影響で、実どまりが確定してから
例年より少し遅い作業開始となりました
(だからと言って遊んでいた訳ではありませんよ(笑)違う仕事をしていました)
作業前
作業後
一か所に六つ実った果の中心果だけ残して摘果していきます
この作業が終わると(まだまだ先の話しですが)
さらに選抜する仕上げ摘果作業が待っています
ここ数日肌寒い日が続いている福島市ですが
当園の主力品種、りんご「サンふじ」の花が満開となり
花粉交配が始まりました
りんごも、自分の花粉では受粉しにくい品種なので
ぼんてんに他の品種の花粉を付けて人工交配し、受粉しやすくします
さらに、蜜蜂さんにも働いてもらってます
これでばっちり!と言いたいのですが
今年は春先の低温で、りんご「サンふじ」の花芽が
凍霜害の被害にあっていて、大変な事になっています
被害が少なくて済む事を祈るばかりです
めしべとおしべが凍霜害で焼けた花