春爛漫の紅のいろ

戦前の雑誌から鳥渡素敵な写眞をピックアップ

川崎弘子と井上雪子の或る日

2018年05月04日 | 戦前の雑誌(特に映畫)
映画之友 昭和7年7月號
來た、來た、夏が!輕やかにスカートを飜して
羽田飛行場を訪れました。 日本航空輸送会社の優秀機フォーカー・フリューの前

(この飛行機、たぶんフォッカー・スーパーユニバーサルと呼ばれる機種で、wikiによると、中島飛行機のライセンス生産で、この機種を最も多く生産・運用したのは日本だそうです)
お二人ともお綺麗です。




横浜の波止場にて、ブレーメン號(ドイツの豪華客船)のデッキ上




蒲田 昭和7年7月号

浦邊粂子 日活映畫「五色の魂」

2018年05月04日 | 戦前の雑誌(特に映畫)
映畫と演藝 昭和2年7月號

小津安二郎「早春」で、須賀不二男に「おっかさん腰巻下がってるよ」と言われると「嫌な子だねえ」と答える、あの浦辺粂子です。
溝口監督の勧めで老け役に廻る前は、こういう役をやっていたんです。あっと驚く水着寫眞もどっかにあるので探しときます。

本誌写眞の説明は次の通りです。
浦邊粂子未だ衰へず。「清作の妻」の昔に返って素晴らしい演出振りだ。
共演者は南光明。若き伯爵と伯母の側女加奈子との數奇を極めた戀愛物語で三枝源次郎氏が監督した。