Thumbs‐Up A Go!Go!

薩摩のパーソナルトレーナーの日常、雑感あれこれ。
今日も笑顔でサムズア~ップ!

五穀豊穣秋祭り

2006-10-31 21:33:43 | 鹿児島ライフ
今朝のワイドショー番組で、
「今日はハロウィーンです。街にはこれ(かぼちゃ)があふれるんでしょうね」と
言ってました。
そこまでなじんでませんよね、ハロウィーンって。
カボチャのおばけを飾るところだってほとんど見ませんし、まして
「Tric or Treat?」なんてこどもがお菓子を求めてやってくるなんて見たことありません。
なんでもかんでもアメリカナイズドすればいいってものではありませんよ。
来るサンクスギビングデーもまた、メディアはあおるのでしょうが、
日本には昔から秋の収穫祭やそれに関るいろんな祭りが土地土地にたくさんあります。

みなさん、郷土の秋祭りにこそ参加しましょう。
明日は本格焼酎の日の祭り、そしておはら祭りと続きます。
個人的には、おはら祭りと同日に母方の地元で開催される弥五郎どん祭り
行っていたクチなのでそちらのほうが思い入れがありますが。

この時期に聞くと、さらに心にしみるのが、
北島三郎『祭り』です!(大晦日もいいですが)


海の神、山の神、今年も本当にありがとう。♪

これが日本の、祭りだぁよぉ~♪

太鼓、ビヤ樽、浮き袋・・・

2006-10-30 20:15:57 | コンディショニング
昨日を逃したもったいなさが残っていて、どうにも収まりが悪かったので
昼間ちょっと時間をつくって温泉に行ってきました。
郊外の海沿いにあるいつものところです。

手足をいっぱいに伸ばし、思い切り楽しみました。
露天も暑くもなく寒くもないちょうどいい感じで、秋風を感じながらのんびりと
満喫できました。

1時間ほど楽しみましたが、ひとしきり満喫していい気分になり、落ち着いたところで
周りを見回すと、あることに気がついたのです。
午後4時前後だったのでこどもがいなかったのは良かったのですが、
特にお年寄りばかりということでもなく、多くの温泉客で賑わっていました。

はじめは何も感じていませんでしたが、ふと気づくと目の前を歩く姿の多くが
見事にせり出た立派なお腹をしています。
力士を思わせる見事な太鼓腹、お腹だけがぽっこりせり出たビール腹、
わき腹にぐるっと浮き輪のようについた脂肪のかたまり・・・

日中から温泉を楽しめる方々は人生の勝ち組で、思う存分美味しいものを食べているのか、
はたまた格差社会の影響で下層なほど肥満が多いというアメリカ型の現象なのか・・・
とにかくみなさん立派なお腹でした。

骨盤の前後傾のコンディショニングについて、一番厄介なのがこのお腹バランスからの
「前方移動」タイプだということを思いだし、どうしたものかと
お湯につかりながらシミュレーションをしてみたり・・・

世の中猫も杓子も「メタボリックシンドローム」を叫ぶのも無理はないか、と
妙に納得してしまいました。

ちなみに、しっかり身体を動かしているぞと身体が訴えている筋肉質の方は、
確認できた限り3人だけでした。

こういった方々をクライアントにもてると、また違った取り組みが
必要になってきそうな気がします。

ま、とにかく自分自身は気持ちよくリフレッシュできました。

一に休養、二に栄養

2006-10-29 22:34:01 | 鹿児島ライフ
予定のクラスが休講になったため、
完全OFFモードで休養となりました。

ゆっくりしすぎて、またもや温泉行きを逃してしまいました。
のんびり出かけられる平日に、湯治に出かけることにします。

温泉は行けなかったのですが、先日の湧水町に味をしめ、
書店で鹿児島の名水・湧水ガイドブックを探してじっくり吟味してきました。
時間をつくって、また出かけてみようと思います。

しっかり休めたので、そろそろトレーニングのほうに重点を戻して
身体を動かすことも十分にやっていかないと。
腰の違和感もだいぶおさまっているので、徐々に負荷もかけられそうです。

ちょっと栄養のほうが整っていない気もしますが、休養は十分なので
コンディションも上げられるでしょう。


メディア・リテラシー

2006-10-28 21:01:26 | 本・各メディア
このほど読んでみた本です。(こちら)
PNFという手技を用いたトレーニングについて、著者の体験も交えて採用チームや
選手の事例などを紹介しています。

PNF;Proprioceptive Neuromuscular Facilitation
日本語訳すると「固有受容性神経筋即通法」となります。
もとは神経系疾患のリハビリテーションに用いられている手技ですが、その生理学的な
神経-筋の反応を利用して、身体機能の向上やスポーツパフォーマンスの向上、
傷害の予防やもちろん回復過程に用いられています。

この本についていうと、判断は難しいです。
素人が安易に用いることを断じているのはわかるとして、
後半に出てくる「理論を応用したトレーニング」の理由付けがありません。
どうしてそうなるのか、というところをもう少し掘り下げておかないと、
結局「魔法のトレーニング法」などととられてしまいかねません。

新書というものは、2時間前後で読みきってしまえることを前提に書かれているそうです。
その制約の中では、医学的な話などを入れてしまうと一般読者の食いつきがよくないと
考えられたのでしょう。
著者の一人が以前取り組んでいた「ナンバ」に関するもののように、
シリーズ化してもう少し掘り下げていく必要があるのではないかと思いました。

生兵法的に使った悪例として敵視されている(と思われる)「スポーツPNF」の
流れを汲むFNC;Functional Neuromuscular Comditioning,
機能的神経-筋コンディショニングを利用している立場としては、
「そんなにムキにならずに、ちょっとは認めてくださいな。理学療法士にはなれないけど、
 勉強していきますから。」
そんな感じです。

著者が日本及びアジア唯一の団体公認指導者であることが何度も念押しされていますが、
これも誤解を招きかねません。
PNFを日常的に使っているトレーナーは少なくのですから。
いみじくも、理学療法士の知人が言っていました。
『本というのは極端なことを書かないと売れないから仕方がない。』
その通りなんでしょうね。

活字ですらこうですから、映像メディアだとスポンサーの意向などで
さらに恣意的な作りをされてしまいます。

メディアを読み解く力、『メディアリテラシー』の重要性が叫ばれて久しい昨今、
大事なのは本物を見抜く力を、勉強して身につけることしかありませんね。

「PNFを応用したコンディショニング」については、今後も研修を重ねて
実践していきたいと思います。


清水と空気で命の洗濯

2006-10-27 18:25:15 | 鹿児島ライフ
朝一番で鹿児島空港方面に用事があり、せっかくなのでちょっと足を伸ばしてみました。

県北部、その名もまさに“湧水町”の日本名水100選に選ばれている、
「湧水丸池公園」に行ってきました。
先日訪れた、阿蘇の白川水郷の規模には及ばないものの、池の底から湧き出る
豊富な清水にはやはり癒されました。
駅の目の前にあるというのはすごいです。
残念なことに湧き出たそのままでの飲用はできないということで(加熱後は可)、
整備してあった土産物店兼喫茶店でも、加熱後にコーヒーなどに使っているとのことでした。
川内川の基点ということでもあり、流れ出る水にしばらく手をあててじっくり味わいました。
清めの意味も若干こめて。

気持ちよくスッキリしたところで、せっかくならと霧島方面へとさらに走りました。
何だか磁場のいいところの空気を吸いたくなって、行き着いたのは霧島神宮です。

天孫降臨伝説もあるこの神社の森の空気がとても好きで、たまに訪れます。
参拝したあと、ご神木のそばにあるこれまた大きな杉の木に手を当てていると、
(ご神木の周りは立ち入りできません)
何だかすーっと力が抜けていく気がしました。まさにリフレッシュできた!という感じです。

メンタルな充電の次はお腹を満たそうと(午後2時近くでお腹も空いてました)、
これまたこの近くに寄ったときに良く利用する、絶品の黒豚屋さんのランチ、
黒豚カツカレーを満喫しました。
都会なら2000円くらいはとりそうなご馳走が、なんとも嬉しい700円です!
今回もまた、大満足でした。

海沿いまで下り、海岸沿いの国道を走る帰路では、ああ俗世に帰るんだ・・・という
気になるくらいに気持ちのいい時間でした。
立ち寄り温泉にでも入ってこようかとも考えていましたが、それがいらないくらい
気持ちよくリフレッシュできたのでよかったです。

これでまた明日からびしっと頑張れます!
 
※写真も撮ってきたのですが、画像ソフトが起動できなくなり載せられませんでした、残念。



大団円

2006-10-26 22:12:17 | スポーツ・フィットネスあれこれ
今年のプロ野球日本シリーズを制したのは、北海道日本ハムファターズでした。
44年ぶりの日本一、おめでとうございます。

リーグ制覇のときにも触れましたが、やっぱりそういう波だったんですね。

地域密着が成功し、地元ファンに熱く愛されていた姿、
チームとしての強固なまとまりをひしひしと感じさせる一体感、
あらためて感じたヒルマン監督のチーム掌握術、
テレビ画面からも伝わった札幌ドームの熱とあの「揺れるスタンド」、
全てが素晴らしかったです。

純粋にスポーツとしての野球の素晴らしさを感じさせてくれた今シーズンだったと思います。
さらに、SHINJOという一人の選手の人生ドラマというサイドストーリーの盛り上がりも、
いつの間にかチームのシナリオと一体化していきました。
単なるプレーヤー・パフォーマーとしでなく、選手として、人間としての彼が
チームからどれだけリスペクトされ、愛されていたかがいたるところで見られました。

確かに、最後はうるっともらいそうになりました。

千葉ロッテマリーンズ、福岡ソフトバンクホークス、そして北海道日本ハムファイターズと、
スポーツのあるべき姿に活路を見出したチームが成功を収めています。
とっても健全なことですね。
今夜の札幌ドームになら、行って時間と時を共有したいと思いますもの。

プロ野球人気が衰退しているなんていう輩は、この熱を感じてみろ、と言いたいです。

スポーツの持つ力、人間の持つ力というものを、あらためて感じさせてもらった
今回の日本シリーズでした。
本当に素晴らしい。

お歳暮商戦、日本ハムが大躍進したりして・・・




ショッピングは難しい

2006-10-25 21:04:46 | スポーツ・フィットネスあれこれ
昨日今日と、このほど相次いでオープンした複合商業施設の核店舗のひとつである
大型スポーツショップをながめにいってきました。

想像通りでしたが、
何でもあるけれど、何かがないなぁ・・・という感想です。
季節ごとのバーゲンやアウトレットには目を向けようか、と思います。

そんな中、購入したのがソフトジムボールです。
手軽なエクササイズツールなので、ストレッチポールなど今使っているツールとの
併用でいろんなイメージを膨らませていました。

普段はイタリアのL社(Gブランド)を愛用していますが、そのひとつのラインのものと
素材の感覚が似ていて、耐荷重量も100kgと強く価格も安かったため(500円弱)
ひとつ自宅ででも使ってみるかと購入し、早速付属のストローで空気を入れてみると、
・・・なんとなんと、信じられないくらいにいびつに膨らんでしまいました。
「ボール」と呼べる形ではありません!
季節的に、新じゃがのように微妙な形です。
きれいな水色が、間延びしたグミキャンディーのようにも見えます。
新品だからゴムのクセもあるのだろうと、それこそムツゴロウさんのごとく
「よーしよしよし」と手で捏ねて形を整えようと頑張りましたが、
一晩置いた今日になってもついに球形に戻ることはありませんでした。

今日、返品に行ったのですが、ちょうど在庫切れで交換もできず返品のみです。
もう一軒の店舗にはたくさんあったのですが、結局買い直しはしませんでした。

500円の買い物でも、難しいものですね。


元気なママは家庭の宝

2006-10-24 16:05:01 | コンディショニング
隔月での交代指導をしているママさんクラブに、入れ替えで先月に引き続きいきました。
ストレッチポールのクラスです。
半期ごとの代替で、新しい役員さんにメンバーさんで、心機一転気持ちよく
日頃の家事・育児から心身ともに開放していく癒しのリラクセーションを中心に
取り組みました。

ストレスというのではないのでしょうが、小さなお子さんと四六時中一緒の生活は
かなりの緊張を当然強いられると思います。
1時間でも託児して、ご自身のリフレッシュに充てるという時間は貴重なのではないでしょうか。
現に、中高年世代のクラスよりも身体からのメッセージを強く感じます。
「ほぐれたぁ~」、「癒されたぁ~」・・・etc
「とろとろ具合」が相当深いです。
お疲れだなぁと感じる方も少なくありません。

お子さんを抱っこし、さらに大きく思い荷物を抱えての買い物など、
身体の軸を乱しがちな姿勢で過ごすことの少ないないママさんたちには、
ボディメイクエクササイズももう少し入れたい思いもあるのですが、
「小ネタ」紹介程度に抑えています。

私の担当回は今年最後でしたが、また年明けに伺うことになります。
ご自宅でご主人と一緒に活用してくださっている方、
ママさん仲間からの紹介でご参加いただいた方など、
少しづつではありますが着実にポールのよさがわかっていただけている気がします。

元気なママさんのお子さんも、きっと元気にすくすく育つことでしょう。




ウィンターカップ予選観戦記

2006-10-23 21:48:46 | スポーツ・フィットネスあれこれ
全国選抜優勝バスケットボール大会鹿児島県予選、最終日の観戦に行きました。
インターハイを経験し、夏のトレーニングをともにしたチームの応援です。

結果は・・・残念ながら決勝で敗れ、全国への切符を手にすることができませんでした。

選手たちは最後まで本当に健闘しました。
全国大会の経験と、ひと夏のトレーニングを経て確実に逞しさを増していましたし、
フィジカルコンディションはかなりいい仕上がりを見せていて頼もしく感じました。
準決勝もいい形で勝ち上がっていたのですが、
思うようにいかないのがスポーツだといえばそれまでです・・・



ここからは、私の戯言です。

決勝のコートに現れた選手たち全体に、なんとなくなのですが
メンタルの面でどうにも重くどんよりしたイメージが漂って離れませんでした。
胸騒ぎはするものの、その先の原因などが見えるわけもありません。
序盤から主力選手にファウルトラブルが相次ぎ、気をもみながらも
一進一退のゲームを繰り返し、勝負は最終盤だ!と念じ続けました。
嫌な感じはさらに強くなっていったのですが、しぶとく戦い一進一退の展開から
第3ピリオド終了時には8点のリードを奪いました。

しかしそのリードにも、ますます胸騒ぎが大きくなっていて、
残念な結果へとつながっていきました。

個々の技術も戦術も、ベンチワークも全て、互角上のものはありました。
勝利の女神の、最後にちょっとだけ相手チームに微笑みかけたということなのでしょう。

フィジカルはもちろん、メンタルコンディショニングや
各種リカバリーコンディショニングまで、私たちの仕事はたくさんあります。
もっともっと力をつけて、お手伝いできることを増やさなければ、と思いました。

思い入れの特別多い今年のチームだっただけに、
歓喜の瞬間を、もう一度みんなで味わってほしかったなぁ……
あのモヤモヤは、一体なんだったのだろう・・・?


でも、いいゲームでした。いいチームでした。
特に3年生のみんなへ、心から拍手を送ります。
本当にお疲れさまでした。






朋あり、 遠方より来る

2006-10-22 20:46:41 | コンディショニング
本日図らずも、優雅に「御ひとり様」を満喫しました。

福岡の仲間3人が来鹿するとの連絡を受け、昼食を一緒にする段取りでしたが、
時間が押してしまいランチタイムに間に合わなくなってしまいました。
予約をキャンセルしてしまうのももったいないので、
一人豪華に薩摩黒豚ロースカツ定食を堪能しました。う~ん、ヤムヤム。
もちろん、4人前ではありませんでしたが
かまど炊きのご飯はもちろん、サラダボウルくらいの大皿で出てきた千切りキャベツも
お代わりし(ひと玉ぶんくらいあったかも…)、気分は4名分の豪華ランチでした。

実際、夜になってもほとんどお腹が空かないくらいです。

その後、腹ごなしのレッスンをひとつ挟んで、
彼らとは夕方お茶程度でしたが会うことができました。
短い時間でしたが、いつもながら中身の濃い楽しい時間となりました。

来月には私が来福する予定なので、また盛り上がりそうです。

メールでのやりとりはあっても、
普段なかなか同じ話題を共有できる人と直接語り合うことのできる機会がもてないので、
こういう機会は本当に貴重です。
亦 喜ばしからずや! です。

学びて時にこれを習ふ 亦嬉しからずや。

浅学無知の私が論語を引くくらい、いろんな意味で自然に高めてくれる存在です。
ありがたいですね。

日帰りの陸路強行軍で大変だったと思います。
無事に帰り着いたかな?

追記
Kちゃん、合格おめでとう
 (Tくんもね

今後ともよろしく。


郷土の大偉人

2006-10-21 18:52:14 | 本・各メディア
腰はかなり軽くなっているのですが、まだちょっと抑え目にしておこうと
インドア生活をのんびり味わいました。

文庫本ですが、味わいのある本を読みました。
『 西郷南洲翁遺訓 』

いわずと知れた、我が鹿児島の誇る偉人です。
彼自身は一冊の著書も残していませんが、西郷その人を慕う人びとがまとめたということで、
何だか聖書のようでもあるなと思います。

中身のほうですが、
明治の代にまとめられたものながら、なんと現代にそのまま活きるものであるか、
正直驚きです。
政治論、経済論、リーダー論、そして人生論など多岐にわたっていますが、
どれもが普遍的な説得力に満ちています。
なんといっても、「正道を貫く」ことを強調している点に共感します。
地元鹿児島だけでなく、全国で今も愛され続ける西郷どんの偉大さを
あらためて感じました。
西郷、大久保はじめ、維新の志士の多くが育った鹿児島市甲突川河畔の加治屋町は、
今のところに越す前の好きな散歩コースです。
また久しぶりに歩いてみたくなりました。

今回は口語体の簡易版だったのですが、七言絶句の醍醐味をきちんと味わえるよう、
漢語・文語調のほうもしっかり読んでみようかな、と思います。

余談ですが、文字変換ソフトの人名も、もうちょっと頑張ってほしいですね。
「さいごうどん」が「最後うどん」じゃ力が抜けます。

西郷どんと同じ、熱き薩摩の血が流れる身として、さらに気合を入れて頑張らねば!

しゅーちゅーっ!!

2006-10-20 21:34:29 | トレーニング
ぎ、ぎっくり腰です。

昨日のトレーニングでやってしまったみたいです。
いつもの上半身メニューに、スクワットのかわりにメインはデッドリフトだったのですが、
これしか思い当たらないのです。

体軸を保つ最適な種目であることから、スクワット同様最も気を遣う種目なのですが、
よくよく振り返ると、ちょうど始まったストレッチポールのグループエクササイズに
気がいってしまい、合間あいまでちらちら様子を伺っていました。
バーベルに向かうときは、切り替えていたつもりでしたが、
やっぱり中途半端な集中ではいけないのです。
ポールの進行に、ああでもない、こうでもないとチェックを入れていて、
少しづつ自身の体軸への集中が乱れていました。
・・・猛烈に反省です。

一日たって少しおさまってきましたが、
昨夜から今日の午前中にかけてはちょっとした腰の位置で「ズキッ」と痛みが走り、
前かがみの姿勢は息を止めてそろ~りと行っていました。

今日も1本指導があったため、それまでになんとしても症状を抑えようと、
考えうるアプローチをいろいろ試しました。
感覚的には、右仙腸関節上部の引っ掛かりが大きく、そこから腰椎まわりに強い張りと
痛みがありました。
なんとか試行錯誤で調整をして、通常の動きはできるくらいに回復しました。

でも、午後のセッションを終えて帰宅すると、症状がかなりスッキリ治まって
いるのに気づきました。
今は立ち上がりなどほとんど痛みが出ません。

クライアントさんを前に正しい緊張といい集中ができ、体軸が整っていたのでしょう。
逆に感謝しなければなりません。

トレーニングの際は、わずかな油断もないよう、しっかり集中して取り組むのだと
いうことです。
身をもって痛感しました。

トレーナーとして、自分の身体のコンディショニングは基本です。
誠に恥ずかしながら、いい教訓とします。
 

カンタンで、感嘆

2006-10-19 19:22:40 | コンディショニング
「マシンに10分間乗って立っているだけで痩せられる。」
またそんなチラシが入ってました。まったくすごいですね。
でも次々にオープンしているみたいなので、人気あるんだと思います。
こういったものはだいたい『女性専用』です。そのココロは・・・・


今日の教室でのこと。
ひととおりリセットをかけて体をほぐし、一連のルーティンで動きづくりを進めていると、
驚いたような声が上がりました。

「あれっ、正座ができる!」

聞けばなんでも何十年もきちんと正座ができていなかったそうです。
膝痛をお持ちで、股関節の動きも固まりがち、脚長差を生む筋力バランスも
かなり乱れていました。
幸か不幸かセミパーソナルでの取り組みなので、ルーティンの中に少しづつ
個々のケースに対応したエクササイズや注意事項を織り交ぜていたことも
うまくいった一因かもしれません。
今日意識したといえば、股関節の動きづくりに、関節の位置や動きを
意識したそれぞれのポジショニングくらいです。

マジックを使ったなんていうわけなどなく、
あらためて基本のアライメントとポジショニング、そして
動きの連動性をいうものが大事かということを再認識しました。
膝痛の原因のほとんどが股関節のアライメント不正、可動性の低下というのも、
再度納得しました。

人間の体が本来持つ力というのは、やっぱりすごいですね。
逆にいうと、その本来もつ体の機能を現代生活の中で失くしてしまっている、
そういうことなんだと思います。

高性能マシンでは引き出せない、人間のパワーを少しでも引き出すお手伝いをすべく、
身体の職人としての地道に修行していきたいと思います。

完全復活への願い

2006-10-18 21:48:48 | スポーツ・フィットネスあれこれ
福岡ソフトバンクホークスが、王貞治監督の来シーズン続投を発表しました。

シーズン途中の病気発表から手術、静養を経て、シーズン終盤にはチームに
活を入れるべく球場に帰ってきていました。
胃の全摘出という大手術を経て、18kgも体重を落としながら、
まさに執念の、奇跡の復活です。
背番号の通り(89;ヤキュウ)、まさに野球に賭ける男の執念を感じます。

しかし、です。

野球への愛情も、チームの選手や関係者に迷惑をかけたというお気持ちも、
何にも優先して体のことが優先されてほしいです。
あえて秋季練習から現場復帰をしなくても・・・と思いますが、
王監督ご自身は、本当にグランドで倒れるなら本望とお考えなのだと思います。

「武士道とは、死ぬこととみつけたり」

覚悟を決めて、達観して突き進んでいる方にとっては、
女々しい願いなのだと思いますが、
同世代の父を、同じ消化器系の癌で亡くした身として、
どうしてもいろんな思いで捉えてしまいます。

本当の意味で、完治と社会復帰を果たしていただくべく、
ご本人はもちろん周りの方々にも重ねてお願いしたい気持ちです。
万全の上にも万全を期した健康管理をお願いしたいです。

くれぐれもご無理のないように。

リバウンドを制するか、ディーヴァたち

2006-10-17 21:35:24 | スポーツ・フィットネスあれこれ
久々に、こちらの歌姫の話題が出てました。

うっ!それでいいのかマライア!
マンマミーア!という感じですぞ。 (韻もイマイチ)
ほかの写真では、もっとボリュームが出て見えました。
来日公演にあわせ10kg減量、とありますが・・・

先日は、もうひとりのディーヴァ、ジャネット・ジャクソンの
激太り驚愕ダイエットが話題になりましたよね。

こういったスターには、名だたるカリスマパーソナルトレーナーが莫大な契約で
専属でついて、短期間で驚異的な成果を出したりしています。
セレブリティのすごいところでもありますが、プロモーションのためなら
問答無用で結果を出すというところがさすがというか、とにかくやりますね。
俳優などは役柄に応じて10kg~20kgなんて平気で増減しますから。

男性ですが、私の好きな俳優トム・ハンクスも、
「フィラデルフィア」や「キャストアウェイ」で脅威の減量をしています。
シュワちゃんやスタローンなどのアクションスターにしても同様でしょうね。
本当に進んでいるのでしょうか、ロッキーの新作・・・

とにかく、その成果主義がトレーナーの価値をさらに高めていくのでしょうが、
マライアにしろ、ジャネットにしろ、リバウンド体質まっしぐらの彼女たちの
数十年後は、
気合の入ったゴスペルシンガーのような恰幅のいい感じになりそうで
怖い気もします。

どうなることやら・・・