翌日、街の本屋でオノマトペ（擬声・擬態語）辞典を引いたら、ようやく出てきました。こまごまとしたさまを表す、と。そして驚いたことに、ある鹿児島弁辞典にも出ていて、恋のさやあて、と。 これには、はて？ と思いました。
おかげでいろいろ勉強になりました。
２０１６年９月３０日（金）晴れ。暑い。
仕事へ向かうため乗った国道３号を進む鹿児島交通のバスに、下伊敷から乗り込もうとした男性が「市役所行きますか？」と運転士に尋ねた。「中央駅回りです」と運転士。「？」と戸惑い気味の男性。「中央駅を回って行きます」と運転士が言いなおした。もっとストレートに、「行きます。中央駅経由で」と言えばいいのにと思った。
この前日は、鹿児島中央駅東１５バス乗り場から鴨池港行き鹿児島交通３２－１番線に乗り込もうとした婦人が「厚生連病院へ行きますか？」と運転士に尋ねると、「市営バスの方が…」と運転士。市営１６番線で共月亭下車を暗に勧めた。そして、「（このバスは）米盛病院前、与次郎１丁目に止まりますが」と続けた。
もっと優しく、「一番近いバス停には止まりませんが、これでも大丈夫ですよ。ちょっと歩きますが」と言えばいいのにと思った。
いずれも運転士に、「とにかく乗っていただこう」というセールス意識が乏しいのでは。
１３時３５分 鹿児島中央駅東口の東７バス乗り場で男性「これ（日当山・重久行き）天文館通る？」。はい、通ります。
１４時１１分 東５乗り場でアジア系男性２人「桜島へ」。間もなく到着した市営２５番線に乗せる。
中央駅西口１４時２９分 東口エスカレーター下で男性「騎射場へ」。東１６乗り場から３０分発イオン行きに。まだ間に合うと思います。
１４時４１分 東口バス乗り場等総合案内板（以下、総合案内板）前で男性「路面電車に」。あの交番の奥に乗り場があります。どちらへ？ 「天文館」。でしたらあっちへ向かう電車に。
１４時４４分 東４乗り場で男女３人「城山だけ行きたい」。５５分発まち巡りバスに。割とまっすぐ行きます。
１４時５１分 総合案内板前で若い男性「城山観光ホテルへ」。あのソラリアホテルの入ったビル１階裏口にある３番乗り場から出ます。次は１５時発です。そこの地下通路から。
１４時５２分 東４乗り場近くで老婦人「垂水へ」。東１５乗り場を案内。
鹿児島中央郵便局と一条通り１４時５３分 総合案内板前で若い女性「中山へ」。東２２乗り場から鹿児島交通１１番線があります。次は１５時３４分発です。中山小学校前は通りますが、どのあたりへ？ 「中山団地です」。団地へ中央駅から向かう便がありません。高見馬場からだといいんですが。
１５時１４分 同所で男性「県庁近くの経済連」。東１５乗り場から２０分発鹿児島交通３２－１番線に。農協会館前に止まります。
１５時１５分 同所で男女３人「鴨池港」。東１５乗り場へ。向こうの横断歩道から。
１５時１６分 同所で男性「武岡へ」。東２２乗り場を案内。
１５時２０分 同所でアジア系男性「鹿大水産学部近くの体育センターへ」。東１５乗り場から３５分発１１番線に。体育館前で降りてください。
１５時２３分 同所で男性「鹿児島工業高校へ」。東７乗り場から伊敷方面行きに。護国神社前で降りてください。手持ちの地図を広げて、バス停から高校までのルートを示す。「バス停から何分？」。５、６分でしょうか。「空港へは？」。あのビルの１階裏口から出ます。「空港まで何分？」。速い便で４０分です。１０分から１５分おきに出ます。
