１２１ 日帰り出張

ずんさんへ。ありがとうございました。１年余りの「まち案内」で一番印象的な出来事でした。記憶に残るでしょう。

たつさんへ。このレトロなビルは、市役所前バス停近くの、以前カメラのフォーカスが入っていたビルです。まだ入ったことはありませんが、ガラス越しに外から見ると、立体的なこまごまとした構造で、面白そうです。

２０１２年４月１９日（木）曇り。
１１時５５分　山下町のかごしま県民交流センター北東角で夫婦「黎明館は？」。あの信号を左折。最初の信号から右へ上ると左側に黎明館の入り口があります、と案内。

１３時１６分　ぴらもーるの南国タクシー前で女性２人「グルメ通りは？」。次の右筋です。「さつま路へ」。だったら、その次の右筋に入って左側にあります、と案内。

１３時３５分　アイムビル前で男性「ビジョンホールは？」。あの横断歩道を突っ切り、駐車場を過ぎたあたりの白っぽい高いビルです、と案内。

１３時５４分　鹿児島中央駅東口の東４バス乗り場近くで婦人「千年団地へ」。東７乗り場を案内。

１３時５６分　東口地下通路入り口で老男性「ホテルレクストンへ」。市電利用を勧め、高見馬場で降り大きな交差点を右へ。２つ目の信号を左へ、と案内。

１４時０７分　新幹線改札口で、博多から「さくら」で到着した友人、土肥と再会。昼ごろ「今からそっちへ行くから」と連絡があった。中学１年からの付き合い。もう５０年ほどになる。雰囲気は当時と変わらないが、髪はめっきり白く薄く（人のことは言えないが）。西口のプロントでコーヒーを飲みながら近況を話し合う。ヘビースモーカー。喫煙室に入ったが、「たばこは、もうやめた」と言う。しかも東日本大震災をきっかけに。愛飲していた銘柄が製造中止になったため、決断した。娘さんが３月に京都へ嫁ぎ、息子さんは１年の浪人を経てこのほど就職した。福岡にいる他の２人の友人も元気にやっているらしい。日帰り出張。新幹線は、泊まりがけの出張を許さなくなったようだ。３０分ほどあれこれ話して、きょうはもう会えないと思う、と告げて、じゃあ元気で、また、と別れた。

１４時４５分　東口タクシー乗り場近くで男性「空港へ」。東４乗り場。あっちへまっすぐ、と案内。「土産につけあげを買いたいが、ここと空港とどっちで買えば？」。重いので空港で買われた方がいいのでは、と提案。

１４時５４分　東口バス等総合案内板前で男性「鹿屋へ」。東１５乗り場を案内。「チケットは？」。降りるときにお金を、と伝える。

１４時５５分　東４乗り場近くで婦人「２２番は？」。

１４時５８分　東口バス案内板前で、前日ここで鹿児島の歴史について話をした名古屋の老男性と再会。「知覧へ行って来た。これから薩摩義士碑までタクシーで行き、駅までブラブラ歩いて帰ってこようかと。どのくらいかかる？」。１時間くらいでしょうか。薩摩義士碑へは周遊バスで行かれたら、と東９乗り場を案内。「どこで降りれば？」。義士碑前です、と付け加える。

１５時００分　同所で女性２人「鹿屋へ。時刻は？」。東１５乗り場から１５時３０分、次は１８時２０分があります、と案内。「垂水までは」。東１５乗り場から鴨池港へ、そしてフェリーに、と伝える。

１５時０４分　同所で男性「空港へ」。すぐそこです、と案内。

１５時２６分　同所で婦人「武岡へ。ハイランド」。東２２乗り場を案内。

１５時２８分　同所で男性「熊本へ」。高速バスセンターを案内。

１５時２９分　同所で若い男性「坂元郵便局へ」。東１１乗り場から市営３番線に、と案内。

１５時５０分　同所で男性「熊本へ。時間どのくらいかかる？」。３時間１５分です。「そんなにかかる？　じゃＪＲにしよう」。

１６時００分　同所で若い女性「城山へ。西郷洞窟の下あたりの知人宅へ」。東９乗り場からシティービュー城山・磯コースか、まち巡りバスに、と案内。

１６時１５分　同所で夫婦「鹿屋へ」。東１５乗り場を案内、時刻を示す。「次の便が遅いからフェリーで」。同じ東１５乗り場から鴨池港行きに、と案内。

１６時２０分　同所で男性、付近地図を指差して「このあたりへ行きたい」。山之口町のレクストンあたりだったので、市電で高見馬場下車、大きな交差点を右折後、左へ、と案内。

１６時３０分　同所で婦人「鹿児島大学を経て騎射場へ向かうバスは？」。市営１１番線鴨池港行き、東１５乗り場からです、と案内。「時刻は？」。今この交通ナビが当てになりませんので、乗り場でご確認を。「路線図と時刻表がここにあればいいのにねえ。わざわざ乗り場まで行かなくていいように」と婦人。全く同感です。毎日、歯がゆい思いをしています、と伝える。