５月３０日（土）に「アベノマスク」と「特別定額給付金のご案内」が自宅に届き、３１日（日）に早速、給付金の申請書類をそろえて投函しました。これより前、申請に必要な運転免許証と預金通帳のコピーを近所のコンビニでとりましたが、延べ3軒ハシゴすることに。
どこも同様にコピー客で込み合っていて、１軒目では高齢婦人がコピー機を前に悪戦苦闘。店のスタッフが、2人がかりで作業を手伝っていました。しばらくラチがあかないと思い、次の店へ。そこでも手間取りそうな高齢男性が2人並んでいたので、1軒目の店へ戻ると、さすがに先の婦人はコピーを終えて、今度は若い男性がてきぱきとコピー中でした。少し待って、ようやく自分の番に。こうしてやっとコピーを果たしました。
全国民を対象にしたこの給付金。申請書の書き方はさすがにそれほど難しくありませんでしたが、それでもいくつか迷う個所がありました。まず受給の意向を問う「要」「不要」の選択欄。何だか考えさせてしまう、この欄自体が要らないのではないでしょうか。「不要」の場合は、別途伝達方法を考えるとして。
次に「（水道料引落口座など）希望する口座」選択欄。どうせ下の「受取方法」欄に口座情報を詳しく書くのであれば、要らないのでは？
また添付書類のコピーの裏面に住所、氏名を書くのを忘れる人がいるのでは、と思いました。自分も忘れそうになったので。これも要らないのでは？
最後に、畳んであった申請書が同封の返信用封筒よりサイズが大きいのも気になりました。先の高齢婦人は、店のスタッフに「（申請書を）小さく畳んでもいいのかねぇ？」と尋ねていました。
手続きが割と簡単な「特別定額給付金」でもこんな具合です。いわんや「持続化給付金」「雇用調整助成金」等々をや、です。何もかも「申請主義」の日本。今回のコロナ禍を機に、全国の関係機関に「手続きの簡素化」を徹底的に研究してほしいものです。その狙い、キーワードは、前も書きましたが、「わかりやすく、迅速に」です。「手続きの簡素化」は、例えば７月に行われる鹿児島県知事選で立候補者が公約にしてもいい大きなテーマだと考えます。
話は磯新駅計画に変わります。もし駅ができたら、そばの磯街道踏切が閉まる（開かない）時間はどう変わるのか。３１日、自分なりに調べてみました。
まず向かったのは、姶良市の姶良駅。駅と最寄りの踏切との位置関係が磯と似ているからです。駅のすぐそば、鹿児島寄りに松原踏切があります。そこで同駅１０時３５分発の鹿児島中央行き下り普通列車を待ちました。
姶良駅
松原踏切。手前が重富、鹿児島方向。奥が帖佐方向。帖佐から列車が近づき、松原踏切の警報が鳴りだしたのは私の時計で１０時３４分２０秒。間もなく遮断機が下りました。列車は同３５分３７秒、駅に到着。そして出発して踏切を通過。遮断機は同３６分４０秒に上がりました。この間、２分２０秒。つまりこの時間、踏切は閉まりました。
次に向かったのは磯街道踏切です。まだ駅がないので、列車は高速で通過するだけです。待っていたら、川内行き下り普通列車が接近。私の時計で１１時８分４３秒に警報が鳴りだし遮断機が下りました。やがて列車が通過。遮断機は同９分３６秒に上がりました。この間、５３秒。つまりこの間、踏切は閉まりました。踏切が閉まると、踏切を挟んで双方向にたちまち車が並びました。
磯街道踏切
高台から磯街道踏切を望む。この先に駅を設置する計画がある。奥は仙巖園。
磯街道踏切から駅予定地方向を見る。後で念のためもう一度、磯街道踏切に行ってみました。
私の時計で１３時４６分２５秒に警報が鳴りだして遮断機が下り、上り国分行き普通列車が通過。同４７分１７秒に遮断機が上がりました。この間、５２秒。つまりこの間、踏切は閉まりました。先とほぼ同じ時間です。
片や２分２０秒と、片や５２秒ほど。踏切そばに駅があり、そこに列車が止まるかどうかで、踏切が閉まる（開かない）時間にこんなに違いがあることがわかりました。磯駅ができたときの道路渋滞への影響が強く懸念されます。
ただし駅ができても、上り列車が停車する場合は、踏切が閉まる時間は５２秒ほどと思います。列車が踏切を過ぎた所に駅があるからです。
話がややこしくなって、すみません。要するに、磯駅ができると、磯街道踏切が閉まる時間が総体的に延びて、付近の道路渋滞がさらに激化するということです。
磯付近の略図。ＪＲの赤線が太い所が駅予定地
磯街道踏切近く
異人館を裏手から見る。
