前日のブログで、鹿児島市内の主要バス停・電停には、次への歩き出しに難がある所が多いと書きました。どういうことかと言えば、例えば「鹿児島中央駅前電停」で市電を降りて中央駅へ向かおうとして、さて、どっちへ歩き出せばいいかわかりにくい、といった問題です。前日は「水族館前(桜島桟橋)バス停」を例に挙げました。他には、「城山バス停」がありますし、そもそも「中央駅改札」もあります。
下の写真は中央駅東口の鹿児島中央ターミナルビルにある空港・高速バス到着口にある道しるべです。
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ここにバスから降り立ち中央駅方向へ進もうとした人がこれを見ても、はて、と首をかしげるはずです。ビル内の案内はあっても、中央駅を案内する表示がないからです。
ここから中央駅へ向かうには、この入り口からいったんビル内に入り地下に下りて東口地下通路を経て駅へ向かうか、ビルに入らず左へ進み、横断歩道を伝って南国センタービルとLi-Ka19・20の前を経て駅へ向かうか、歩道から直接東口地下通路に下りて駅へ向かうか、の3通りのルートがあります。しかし今のままでは、どっちへ歩き出せばいいか、バスを降りた人にはさっぱりわからないでしょう。
また、たとえ歩き出したとしても、不便な迂回を強いられる場合もあります。下の写真は、前日紹介した水族館前バス停から桜島フェリーターミナル2階に入った所にある道しるべです。
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下の写真は鹿児島県庁1階ロビー。経費節減で使われなくなったエスカレーターが焼酎陳列棚になっています。役所は無駄なハードにお金をかけるのではなく、的確な案内にこそ税金と知恵を使ってほしいと切に思います。そんなに大きな金はかからないはずです。
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