２６７０　雨漏り「放置」

29日付南日本新聞「ひろば」欄に、1時間に2本しかないバスを盲導犬と一緒にバス停で待っていた女性が、乗りたかったバスに乗り損ねた話が載っていました。気になって女性に声をかけた婦人が寄稿したもので、それによると、女性がバスに乗れなかったのは運転士のアナウンスが聞こえなかったからだそうです。

さもありなんと思いました。ちょっとした一言が足りない運転士が多いからです。よく書くように、各駅停車ではないバスなのに乗り込む客にそのことを伝えないのも、その一例でしょう。聞こえなかったと言うより、運転士は何も言わなかったのかもしれません。

話を広げれば、観光振興でよく言われる「おもてなし」とは、このような一言なのではないでしょうか。どんな立派な施設や料理などよりも何よりも、利用者のことを心から考えた従事者の一言こそが大事だと私は考えます。

「Ｌｉ－Ｋａ19・20」通路から一番街アーケードを見通す。

2021年6月28日（月）雨。

金生町・中町

天文館電停付近

千日町

天文館文化通り

●店情報　東千石町の南国タクシービル向かいに「わらびもち」が7月2日（金）にオープンする。

●店情報　マルヤガーデンズの「ビアガーデン」が7月2日（金）にオープンする。

●イベント情報　マルヤガーデンズ内のジュンク堂書店で「中古ＣＤ・レコード市」を開催中。8月29日（日）まで。

●観光施設情報　新型コロナウイルス対策で休園中の「仙巖園」が7月1日から開園する。

●人事情報　鹿児島県バス協会会長に萩元千博さん（南国交通社長）が就任した。前会長の岩崎芳太郎さん（いわさきコーポレーション社長）は副会長に。

14時21分　鹿児島中央駅東口の5番バス乗り場で婦人「トッピーに」。ここから次は15時ですと時刻表を指差す。「もうタクシーで。乗り場はあっちでしょ」。はい。何時の船ですか？　「16時」。でしたらこのへんで時間をつぶされては。「ここ座れないし」。乗り場のベンチは、確かに雨の日は役に立たない。そこのビルの中にもイスがありますよと勧めたが、婦人はタクシー乗り場へ。

14時23分　4番乗り場で男女、周遊バスの時刻表を見て「このバス休み？」。いいえ、シティビューは次30分発です。あのバスですと待機中のバスを指差す。時間になったらここに入ります。

14時30分　西口・西田口の案内板前で女性2人が婦人に何か尋ねている。聞くと「西郷銅像へ」。でしたら反対側の東口からバスが出ます。4番乗り場ですと付近図で場所と行き方を案内。

14時47分　東口エスカレーター下の案内板前で女性2人「空港」。あのビルの1階奥に乗り場がありますと指差す。「あの東21と書いた？」。はい。あそこから中へ。歩道を伝って行ってください。

14時58分　5番のＲビアで男性「高速船に」。ここから15時発です。もうすぐ来ます。

東口地下通路。雨でずいぶん濡れている。

東口地下通路の雨漏りがいつも以上にひどいので、市役所の道路管理課へ電話すると、折り返し担当者から電話があり「承知している。梅雨明けを待って工事を始める予定」とのこと。地下通路でもメーンな場所なのに、もうかなり前から放置してある。不審に思う人もいるのでは、と重ねると、「特に問い合わせもないので」。せめて今後の工事予定でも現場に告知すれば、と提案した。

苦情がなければ急がないのだろうか。利用者の立場でものを考えないのだろうか。

15時50分　東口バス乗り場等総合案内板前で女性3人「鴨池港」。そこの15番乗り場です。向こうの横断歩道から中へ渡れます。

鹿児島駅前。左は電停、右は工事中の歩行者用上屋。