能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2385 JR新駅誘致の前に

まず訂正から。ブログ2382回の中で、宮崎行き特急「きりしま」が清武には止まらないでしょう、と夫婦に案内しましたが、「12号」を除く全便が止まると28日知りました。おわびして訂正します。案内したものの気になっていたので改めてJR時刻表で調べたらわかりました。たまたま鹿児島中央駅で夫婦に案内した時間が「きりしま12号」の出発前だったので、結果的にはよかったかもしれませんが。
それにしても、下りは11号だけ、上りは12号だけが清武に止まらないのはなぜだろう、と新たな疑問がわきました。

さて前日の続き、仙巖園について。


上の略図は、「仙巖園前」バス停の配置を示しています。園の玄関前にあるのが周遊バス(カゴシマシティビュー、まち巡りバス)の停留所。国道10号の地図右側にあるのが姶良方面路線バス停留所と、左側にあるのが市街地方面路線バス停留所です。

それぞれの時刻表は、各停留所に行かないと見ることができません。仙巖園を出てから周遊バスに乗る客は、すぐ時刻表を見ることができます。姶良方面路線バスに乗る客も、停留所が園の側にあるので、それほど不自由しないでしょう。ところが市街地方面路線バスに乗る客は、通行量の多い国道10号をいったん渡らねばなりません。しかも地図左側にある押しボタン式信号機付き横断歩道まで大きく迂回して。バスの時刻がわからないまま、とにかく停留所まで行ってみないといけないのです。

このおかしさを前日のブログで紹介しました。仙巖園の玄関に各バス停の時刻表が用意してあれば済む問題です。ただそれだけの簡単なことです。皆が皆、スマホで時刻を調べるわけではありません。例えば大きな病院などには、患者のために最寄りバス停の時刻表が張ってあるものです。

仙巖園を運営する島津興業の社長が鹿児島観光の問題点について、「交通の二次アクセスが悪い」旨の発言をしているのを新聞で読んだことがあります。その通りだと思った記憶があります。仙巖園から次へ向かう人たちを困らせ戸惑わせているのも、同じことではないでしょうか。

今あるバスを客に有効に使ってもらう工夫を同社はしているのでしょうか。JR新駅誘致の前に努めてほしい課題です。

JR日豊線の磯街道踏切付近



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