今回改めて高速基山バス停の役割を調べたら、九州高速バス網におけるその重要性を再認識しました。おかげで勉強になりました。
話は変わりますが、2日付南日本新聞を見てうれしくなりました。ブログでもよく触れているバスICカード問題が、1面トップと第2社会面の2ページにわたって取り上げてあったからです。
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それによると、スイカなど主要全国交通系ICカードを鹿児島にも導入するには巨額費用がかかるうえに、地元現行カードの独自サービスがなくなるデメリットもある。人口減少により乗客も先細りするなか、導入は「やっぱり難しい」
というのが県内バス事業者の考えのようです。
しかし、隣県の熊本、宮崎では現に実現しているのです。環境や事情は異なるかもしれませんが、実現へ向けて工夫の余地はあるのではないでしょうか。ICカードに詳しい私の知人は、「やり方次第では、そんなにお金はかからないはず」と話していました。鹿児島市当局の議会発言などを聞いていると、メーカーや業者の言いなりになっているのではないかと勘繰りたくなります。
とりあえず、一日乗車券を全社で使えるように整理して、旅行者はもちろん誰にでも便利なように改善するのも一手ではないでしょうか。
市内各所で再開発や新施設建設が進められたり、計画されたりしています。各所を有機的に結びつけるためにも、公共交通機関の役目はさらに増大するはずです。そんなバス・電車に、いかに多くの人に手軽に乗ってもらうか。思案のしどころです。