少し前の事。 半年ぶりの友人と会うため道を急いだが
線路わきの背の低い初々しい立ち葵に出会い立ち止まった。
咲いているのは優しい二色のピンク。私が幼い頃、家の周りに
咲いていたのは赤い色で、花びらを鼻につけ「コケコッコウー」と
両腕をバタつかせて走り回った。あの頃は何をしても楽しかったナア。
入口にデュランタの咲くお店でランチ。お喋りをしながらの
食事に時間の経つのが早い。一番乗りで入店したのに気がつくと
周りは赤ちゃんを連れたママたちが増えだした。
テーブルを空けなくてはと楽しかった時間は終わりに。
お土産沢山頂いて坂を登りきったところで「あっ、日傘!」
傘立てに入れる時、「忘れるかも」とつぶやいた言葉を
裏切らなかった私にこの頃お手上げだ。でも、楽しかった!!