花木

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トンキンカズラ

2016-08-31 08:58:06 | 日記


東京葛(トンキンカズラ)はガガイモ科ヤライコウ属(テロスマ属)の蔓性常緑低木である。
分類の仕方によってはキョウチクトウ科とされる。
原産地は中国南部からインドシナ半島、インドにかけてである。
「東京」は日本の地名ではなく、ベトナムの北部の地名である。
ベトナム戦争のきっかけとなったトンキン湾事件などで知られる。
英名はトンキンジャスミン(Tonkin jasmin)である。
標準和名は夜来香(ヤライコウ)という。
読み方は「イエライシャン」とするものもある。
中国南部での呼び名である。
蔓の長さは5メートルくらいまで伸びる。
葉は心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、長い柄がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い黄緑色をした星形の花をつける。
花にはよい香りがあり、特に夜になると強く香る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
香水の原料とするほか料理にも用いられる。
属名の Telosma はギリシャ語の「tele(遠い)+osme(香り)」からきている。花の香りが遠くまで届くことから名づけられた。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Telosma cordata

花図鑑より参照
庭に咲くイエライシャン
優しい香り
撮影日:2016年8月31日 朝

趣味と実益

2015-12-22 22:36:44 | 日記
時に彼らも僕もあっという間に年月は去っていき、残り人生の糧に趣味をエンジョイしている。しかし、親兄姉、恩師、知人、友人は去りゆく。短い花のように、こよなく花木、盆栽を愛でる昨今である。下手な花の写真を好きなお方に見せなさいと言われ恥ずかしながらブログを立ち上げた。どなたがみているだろうと興味半々。殆ど我が庭で咲いた花たちである。

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2015-06-01 15:37:23 | 日記
アセロラ

分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
目 : ヒメハギ目 Polygalales
科 : キントラノオ科 Malpighiaceae
属 : ヒイラギトラノオ属 Malpighia
種 : アセロラ M. emarginata
学名:Malpighia emarginata DC.
アセロラ(スペイン語: acerola、学名:Malpighia emarginata)は、キントラノオ科の植物。またはその果実。

特徴
西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが原産とされる常緑低木で、鮮やかな赤色の果皮のサクランボに似た果実を食用とする。
葉は全縁(鋸葉がない)で、長さ10cm程度。果実の形からバルバドスサクラ (Barbados cherry) の別名があるが、
先述の通りバラ科のサクラとは類縁関係にない。果実はビタミンCを豊富に含み、清涼飲料水、ジャム、ゼリーなどに加工される。
ただし、熟した果実は傷みやすいため一般にはほとんど市販されておらず、加工用には未熟果が用いられる。
また、果実は種類によって酸味が強い酸味種と甘みが強い甘味種に分けられる。

日本では1958年に沖縄県に導入されて以降、同県で栽培されている。
現在、加工品としてはサントリーフーズよりニチレイアセロラドリンクとして販売され一般に普及している。
なお、ブラジルでも飲料にされることも多く、アセロラそのものの風味を強く感じることができる。
しかし日本の関連飲料などはかなり希釈されておりアセロラ自体の味はあまりしない。

プエルトリコでは、アセロラは重宝されており、国外に持ち出される場合には、特別な手続きが必要である。

文:参照