*のん*気な日記

日々の出来事を、文字通り「のん気」に書いてます...

よーい、スタート。

2007年10月26日 | Weblog
日本語教師生活始まりました。
実はすでに16日から教壇にたっております。

海外に行くとゴウゴしておりましたが、行きたかった学校からは
「経験者を採用しました」って断られてしまいました(涙)
「外国じゃないとイヤだ!」なんて、わがまま言っていられる身分でもないし、
国内で修行して高飛びしたらいいか。なんて。

学校は週5で入っているんだけど、新人では考えられない時間割。
これはわたしが優秀ってことではなく、単に教師の人数が足りないだけで...。
何をやるにもグズのあたしは毎日の教案作りだけで必死。睡眠時間3時間ですよ。
そりゃでっかい吹き出物も異様にありますって...。
しかも作った教案が生徒のためになる授業になっているか、まったく自信がありませぬ。
でも、その日教えた文型とか使って話しているのを見ると嬉しいものです。
まあ、次の日にはキレーに忘れていることが殆どですがね。
コレ、学校で散々言われてきてたからがっかりはしないけれど、
勤務開始約2週間で「教師は忍耐」と早々に実感。


うちの学校は比較的小さな学校で約100名くらいの就学生が在籍してる。
その殆どが中国人で、私がメインで入ってる初級のクラスも全員中国人。
週1で入る中級クラスは、中国・韓国・香港・タイ・ベトナムこの学校唯一の多国籍。
中級ともなると結構みんな日本語話せる。
昨日の授業ではタイ人の男子学生が「日本人のナンパの仕方」を聞いてきた。
タイではグループでのナンパが多くて、かわいい女の子がいたら自分の友達に
女の子の友達にあいつがその子のことかわいいって言ってんだけど...。
みたいな声の掛け方をするらしい。
日本には決まったやり方なんてないよ。って言ったんだけど、
「いや、あるはずだ」って食い下がる。あまりにも真剣すぎて笑いを堪えるのが必死だった。
授業後、ナンパの成果聞かせてね。って言っておいたんだけど、どうなったんだろう(笑)来週の授業のネタが出来た。
別の生徒からは初回の授業のとき、何歳って聞かれたから答えたら「まだ大丈夫!」って言われ、
「大丈夫ってどういう意味!?」なんて素で聞き返したり。全く面白すぎです。

教師を始めて2週間。「忍耐」と「反省」と「体力」以外全く何も見えてはいないけれどこれから待ち受ける
生徒との日々、今の「ココロ」に余裕の無い日々も辛いことも楽しいことも全部吸収してこれからの「糧」にしていこう。



ま、その前に今日は早く寝よう。