うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

没頭

2009-06-08 | Weblog
歩いているとき一番頭が冴えていると思う。
机に向かって悩んでいてもいいものは思いつかないのであるが、ぼんやり景色を眺め風に吹かれながら浮かんだアイデアを使うことが多い。
と、いうわけで私にとって歩いている時間というのはたいがい思索の時間である。
しかしその間じゅう、目は外界を見ているようでも周囲の状況は目に入っていないので、躓いたりすることも多い。大都会の雑踏の中ではチンピラにメガヒットして困ったことになると思われるが、住んでいるところがド田舎なのでうんこ踏むくらいで済んでいる。

しかし今日スーパーに昼ごはんの買出しに出かけたときの私の頭の中は思索の時間ではなく「カープ交流戦2位うひひひひ」であった。
昨日は大ごひいきの赤松選手がヒーローだしますますうひひひひと妄想にふけりながら歩いていると、体が宙に浮き、気がついたら地面にグラビアアイドルよろしく横たわっていた。
しばらく呆然として何事??と足元を見ると、50センチほど向こうに3センチほどの段差があった。これに引っかかってすっころんだらしい。そう認識したとたんに右手に激痛が走った。どうやら反射的に地面に手をついてしまい、しかもスライディングしてしまったようで右手の平ずるむけ。
立ち上がろうとしたら痛む右足、見ればストッキングはびりびりで擦り傷だらけ、よく見たら右ひじにも見事な擦り傷ができていた。

よっぽど派手にすっころんだらしい・・・
昼時で、スーパーだけでなく周りの飲食店も大繁盛中である。
ビジネスマンやカップルの視線を受けつつ、血まみれの手をぶら下げて平常心を装いつつ足早にその場を立ち去った。
心の中はリビングデッドであった。しばらく復活は不可能じゃ・・・

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