写遊電音堂

旅行や趣味の話題を写真で紹介したいと思います。

いろいろな工具---その4

2007年07月21日 | 道具・工具・グッズ
 写真の部品はラチェットレンチでよく利用するソケットです。よくみると一般のソケットとすこし違っているところがあります。「ナットグリップソケット」差込サイズ3/8(9.5ミリ)と呼ばれている商品です。「Koken」(山下工業研究所)のオリジナル商品で、特許を取得しているのでしょうか他社の物はあまり見かけません。



ソケット内にボールが組み込まれており、ボルト、ナットを保持します。
手の添えられない狭い場所へボルト、ナットを締め付けたり、緩める時に重宝します。ソケットの中に残ったナットもそんなに強く保持されていないので、簡単にはずせます。ナットなどが厄介なところに落ちてしまうと大変なことになる場所で重宝すると思います。
この会社は、海外でも人気があり、アイデアを生かした商品を多く手がけています。



この写真はエクステンションバー(150mm)です。上が「TONE」(工具大手の前田金属工業)の商品で一般的なタイプものです。しっかりとしたつくりで定評があります。仕上げもメッキも一級品です。
下は「Koken」(150mm)のオフセットエクステンションバーです。ウォルブ(首振り)タイプでソケットに差し込むオス側の形状が違っていて、軽くソケットに差し込むと約10度自由に動かすことができます。ソケットに根元まで強く押し込むと普通のバーとして使えますので便利です。それから「Koken」のバーはソケット側にローレット加工を施してあるため、指で廻すことが用意でき滑りにくくなっています。バーの太さは他社のものより細くなっています。
そのほかインパクトソケットなどにもアイデアが生かされたものが多くあるようです。
ソケットレンチやメガネレンチなどの工具では「スナップ オン」が特に有名です。ピカピカに磨き上げられ、使う人を虜にしてしまう魅力ある工具です。値段もかなり高いのが難点ですが、ちょっとしたところに工夫がみられ、ファンも多いようです。
国産の工具も、最近は仕上げ、メッキも大変優れたものが多く出てきました。ソケットの中まで丁寧に磨き、メッキも海外製より良い上に、値段も安い製品が多く販売されています。

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